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切り抜きも楽勝!Photoshop CC 2015.5で注目したい使い方や最新機能まとめ

先日、公式にリリースされた Photoshop CC の最新版 2015.5。より「使える機能」や「誰もが喜ぶ」機能を強化したアップデートで、デザイン制作をよりスピーディーに行うことができるようになりました。

今回は、注目したい Photoshop CC の新しい使い方や機能をまとめてご紹介します。各機能を実際に利用してみたことで見えてきた、より実践的な使い方が中心に揃っています。これらの機能をうまく活用することで、今後のプロジェクトを悩むことなく、よりスムーズに進めることができるでしょう。

Photoshop CC
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“ULTIMATE GUIDE TO ALL
THE NEW FEATURES OF CC 2015.5”

Photoshop CC 2015.5 の注目ポイントを選ぶ

マークは注目レベルを表しています。

※ 左上のナビメニューより各ツールの詳細へ移動することもできます。

テクニック1 顔立ちを調整する

顔立ちを調整する

Photoshop CCの新機能の中でも特にユニークな機能が、ゆがみフィルタによる「顔立ちの調整」機能です。メインメニューより「フィルタ」>「ゆがみ」を選択し、プロパティパネルを表示しましょう。

写真の顔部分が自動的に検出され、目元や鼻、口元のほかに、小顔にしたり顔の形状も違和感なく編集することができます。

顔立ちを調整する

カンバス上で各パーツをドラッグし、直感的に編集できるだけでなく、プロパティパネルの右側に表示されている各種つまみを、左右に移動させることでより細かい調整を行うことが可能となっています。

顔立ちを調整する

顔立ちの調整」機能を適用する前と後の比較はこちら。全体的に顔が小さくなり、少しだけ笑った口元に仕上げているのがよく分かります。

テクニック2 選択とマスク専用ワークスペース

選択とマスク専用ワークスペース

これまで面倒だった人物の切り抜きも、新機能「選択とマスク」を利用することで、より直感的で手軽に切り抜き作業を行うことができるようになりました。

メインメニューより「選択範囲」>「選択とマスク」(ショートカット: Option/Alt+Command+R)を適用したら、プロパティパネル上で切り抜き作業を行いましょう。まず「クイック選択ツールクイック選択ツール」で大まかな部分のみ選択していきます。

選択とマスク専用ワークスペース

つづけて「境界線調整ブラシツール境界線調整ブラシツール」で細かくい部分をまとめて選択しましょう。

このときにパネル右にある「スマート半径」にチェックを入れておくことで、より詳細な選択範囲に仕上げることができます。また表示モードも5種類用意されているので、用途に応じて使いやすいものを利用しましょう。

選択とマスク専用ワークスペース

切り抜きたい部分をすべて選択したら、プロパティパネルより「不要なカラーの除去」にチェックを入れることで、光が反射している部分を自動的にうまく取り除いてくれます。

選択とマスク専用ワークスペース

こちらが切り抜かれた様子。わずか数秒のレタッチ作業をおこなうだけで、見事に背景が切り抜かれているのが分かります。背景に他のテクスチャ素材を重ねることで、手軽に写真合成を行うこともできます。以前紹介したPhotoshopの切り抜きテクニックと併用すると良いでしょう。

テクニック3 マッチフォント

マッチフォント

写真イメージの中に含まれているフォントが何なのか確認したいときがあるかと思います。そんなときはメインメニューより「長方形選択ツール長方形選択ツール」を選択し、知りたいフォントを囲みましょう。

メインメニューより「書式」>「マッチフォント」を選択すると、似たフォントの候補がズラズラと表示されます。あとはお好みの書体を選択し、OKを押し、「横書き文字ツール横書き文字ツール」で文字を入力すれば完了です。

テクニック4 コンテンツに応じた切り抜き

コンテンツに応じた切り抜き

今回の新バージョンでは、これまでにはなかった「切り抜きツール切り抜きツール」にコンテンツに応じた、強力な写真編集用機能が追加されました。

切り抜きを行うときに、オプションバーの「コンテンツに応じる」にチェックを入れるだけで、あとは自動で足りない範囲も見事に生成することができます。こちらのサンプルでは、美しい星空に加え、山並みも見事に再現されているのが分かります。

テクニック5 Adobe Stock との連携

Adobe Stock との連携

これまで有料会員のみへの提供だった Adobe Stock を Photoshop と連携させたことで、高品質な写真を探し、ライセンス利用するまでの一連のプロセスを、Photoshop 内で行うことができるようになりました。

Adobe Stock から検索した写真イメージを「プレビュー」として Photoshop で開きます。この時点ではウォーターマークが記載されていますが、素材を購入したいときはレイヤーパネル上で購入したい写真レイヤーを選んだら、右クリック>「ライセンス画像」を選択しましょう。会員登録しておくと、そのまま写真イメージのダウンロードが開始されます。

テクニック6 カラープロファイルの埋め込み

カラープロファイルの埋め込み

メインメニューより「書き出し」>「書き出し形式」より、画像を JPEG や PNG ファイルで書き出すときに、カラープロファイルの埋め込みを選択できるようになり、配色カラーリングの確認がしやすくなっています。

テクニック7 カンバス上で字形の変更

カンバス上で字形の変更

これまでは字形パネルを開いて選択していた代替文字も、任意のアルファベットをハイライトするだけで、カンバス上に候補のアルファベットを表示してくれるようになりました。これによってより素早く文字スタイルを変更することができるようになります。

テクニック8 アートボード機能の強化

アートボード機能の強化

Photoshop CCから登場したアートボード機能も、より使いやすくパワーアップしています。これまでは難しかった、複数のアートボード間でのレイヤーの複製が可能になりました。

移動させたいレイヤーを選択したら、Option/Altを押しながら、別のアートボードに移動しましょう。また、レイヤーパネル上で移動させたいレイヤーを選択し、再度Option/Altを押しながら、別のアートボードにドラッグすることでもレイヤーを移動できます。

テクニック9 Photoshop の反応速度アップ

Photoshop の反応速度アップ

新しくなった Photoshop はアプリの反応速度も大幅にグレードアップしています。ファイルを開くまでの時間を速くなり、コンテンツに応じた機能はこれまでの3倍、インストールしている書体のプレビューは4倍ちかく速くなっているそうです。

テクニック10 Adobe XD との連携

Adobe XD との連携

UXデザインやウェブサイトのプロトタイプを素早く、直感的に作成できる Adobe XD との連携も進んでいます。新機能では Photoshop で作成したアセットを自由に Adobe XD にコピーできるようになりました。Adobe XD の便利なショートカット機能も一緒に活用することで、よりスピーディーな制作作業を実現することができるでしょう。

テクニック11 Adobe Portfolio の無料利用

Adobe Portfolio の無料利用

Adobe Portfolio を利用すれば、サーバーなどを借りる必要もなく、Adobe のホストするサーバーをつかって、プロフェッショナルなポートフォリオサイトを作成することができます。Creative Cloud のフォトグラフィプラン(980円/月)に申し込むことで、Adobe Portfolio も無料で利用することができます。

一点気になる点としては、サイトのURLが「myWebsiteNameHere.myportfolio.com」となり、独自ドメインが使えません。しかし、さくっとサイトを立ち上げたいときなど便利な機能と言えるでしょう。

テクニック12 その他のアップデート機能

この他にもさまざまな機能が追加、強化されています。これらの機能も確認しておき、今後のデザイン制作に活用してみましょう。

  1. Photoshop アプリのダウンロード速度が、65%向上しています。
  2. 修正ブラシに、Photoshop CC 2014で使われていた修正アルゴリズムを利用できるようになりました。(「環境設定」>「ツール」>「修正ブラシに以前の修復アルゴリズムを利用」にチェック)
  3. 開いているレイヤーをステータスボックスとインフォパネルで確認できる。
  4. 情報パネルのパネルオプションに、「合成カラー値を常に表示する」のチェックボックスが搭載。
  5. オイルペイント・エフェクトが、より低性能のGPUでも使用可能に。
  6. リモード接続で新しいGPU機能をサポート。
  7. カラースォッチのサイズをスォッチパネル上で確認できる。
  8. スライスツールの操作を100スライスまで利用可能に。
  9. ブラシパフォーマンスの向上。
  10. 文字テキストレイヤーの最適化。
  11. グラフィックカード検知機能の強化で、突然のフリーズ、クラッシュを防ぐ。
  12. ブラシの筆圧やサイズ、不透明度にそれぞれ自由なショートカットを適用可能。
  13. エアーブラシモードでもショートカット機能を利用可能。
  14. マルチタッチ機能: 3本指で左右にスワイプすることで、操作ヒストリーを前後に移動できる。
  15. 「塗りつぶし」ダイアログから配色の適用が可能。
  16. 3D、3Dプリント、オイルペイントなどは32-bitではサポート対象外に。
  17. Photoshop と Behance の提携を解消。今後は「ファイル」より「Behance で共有」をクリックすると、Behance サイトへ移動します。
  18. 「境界線の調整」ダイアログボックスを、「選択とマスクワークスペース」機能と完全に取り換え。

参照元リンク : Ultimate Guide to All the New Features of Photoshop CC - Tutvid.com

参照元リンク : 「使える」「喜ぶ」機能搭載。Photoshop CC バージョン2015.5 提供開始 - Adobe CreativeStation

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