森に不時着した宇宙船をコンセプトにデザインされた今回の物件アポロ11(Apollo 11)は、パラ+エドワーズ建築事務所(Parra+Edwards Arquitectos)がデザインしたチリの美しい森の中に佇んでいます。
こちらの物件は住居としてではなく、レコーディングスタジオやリハーサルルームを完備したワークハウスとして利用されています。
建物は2階建てとなっており、どの部屋にも大きな窓ガラスが取り付けられており最大限に外の景色をたのしむことができるようになっています。センスの良いインテリアデザインに囲まれた室内は、音楽アーティスト、ミュージシャンが楽曲制作で訪れた時に自然のエネルギーを感じながら制作作業が出来るようにと考えられているそうです。
うっそうと茂った森林にもあえて手を付けずに、自然そのままの姿を表現しており心が落ち着くスペースが広がっています。
詳細は以下から。
正面玄関部分、渡り廊下は木の成長に合わせてカットされています。
まさに森の中の隠れ家、音楽制作にはもってこいの環境です。
屋根部分まで緑で覆いつくされた外観、全面ガラス張りとなっているので開放感たっぷりです。
1階部分はリハーサルスタジオとして利用されています。
窓を開けると心地良い風が部屋の中に流れ込みます。
材質の異なるウッドパネルを貼りつけた重厚なドアがお出迎え。
リリックでも考えているのでしょうか。気持よすぎる空間でのクリエイティブな作業、はかどりそうです。
2階部分に続く階段部分、木材を中心に建てられた室内です。
ひとの集まるラウンジスペース、随所にオシャレなインテリア雑貨たちが飾られています。
段差のあるリビングスペースには暖炉が。使い古された椅子が良い味を出しています。
リビングスペース全体、やはりギターなど音楽に関連するアイテムが沢山並べられています。
2階部分にあるラウンジスペース、気兼ねなく制作活動に打ち込むことができそうな空間です。
今回の物件の見取り図、こちらは1階部分。
そしてこちらが2階部分となります。
樹木が太陽の光を遮り、時間の感覚がなくなってしまいそうな今回の物件でした。
[参照元 : Sustainable Family Workshop-Home Embedded in Nature: Apollo 11 – Freshome]