世界がもし100人の村だったら(英: If the World were a Village of 100 People)は、2001年ごろより、チェーンメールのように世界中に広まった、世界の人々の相互理解、相互受容を訴えかける文章です。世界を100人の村にたとえ、さまざまな事象、問題について普段気付かない視点から捉えるのにぴったりです。
香港在住デザイナーTony Ngが、この「世界がもし100人の村だったら」を土台に、子どもでもわかるシンプルなイラストを使い、日常から議論になりそうな事柄を、ずばり表現したデザインポストカードセットを発表しています。その中で特に気になる、時事問題イラストをいくつかご紹介します。
詳細は以下から。
「世界がもし100人の村だったら」イラストレーションデザイン
世界がもし100人の村だったら、おとなは70人、こどもは30人となります。
世界がもし100人の村だったら、男性48人、女性52人だそうです。
世界がもし100人の村だったら、白人は30人、その他が70人となります。
世界がもし100人の村だったら、10人が同性愛者で、90人が異性愛者です。
世界がもし100人の村だったら、1人がHIVに感染しています。
世界がもし100人の村だったら、86人が文字を読むことができ、14人はできません。
世界がもし100人の村だったら、7人がパソコンを持っていて、93人は持っていません。
世界がもし100人の村だったら、61人がアジア人、13人がアフリカ人、13人がアメリカ大陸出身、12人がヨーロッパだそうですよ。オーストラリアを含むオセアニアは1人です、。
世界がもし100人の村だったら、17人が中国語を喋り、9人が英語、8人がヒンズー語、4人がアラビア語、6人がロシア語、6人がスペイン語、残り50人はそのほかの言語を喋るそうです。
世界がもし100人の村だったら、33人がキリスト教、19人がイスラム教、13人がヒンズー教、6人が仏教、その他24人。残り5人は、すべての自然を信じているそうです、。
世界がもし100人の村だったら、68人がきれいな空気を吸っていて、32人は汚染された空気を吸っています。
世界がもし100人の村だったら、17人はきれいで、安全な水を飲むことができません。
世界がもし100人の村だったら、1年間で2人の子どもが誕生し、1人が死亡します。
世界がもし100人の村だったら、20人は日常的に、戦争などの軍事的攻撃、武装グループのレイプ、誘拐の恐怖にされされています。
世界がもし100人の村だったら、15人が体重オーバー、30人がいつも十分に食べることができる一方、50人は食料があるとは限らずお腹が減った状態で、20人は栄養失調、そして1人は饑餓が原因で死亡しています。
人によってさまざまな捉え方をすることができ、世界はひとつだということを再認識する機会になるのではないでしょうか。
参照元サイト : If the World were a Village of 100 People – Creative Postcard Illustration – Favbulous.com