先ほどAppleがiOS 8の一般提供を開始したばかりですが、すべてのUIデザインコンポーネントを完全再現したIllustrator用ベクター素材がすでに無料で公開されていました。新しく追加された「ヘルスケア」アプリや、機能が改善されたカメラディスプレイなどまで忠実にデザインを再現しています。
Free iOS 8 Vector UI Kitは、収録されているデザインパーツはどれもピクセル単位で設計されており、可能な限りシャープでクリーンなデザインを目指しています。
またUIコンポーネントごとにグループ分けされているので、特定のデザインパーツのみを編集したいときにも便利です。
また多くのデザインには、編集作業が楽なグローバルスォッチ機能が利用されています。グローバルスォッチでペイントした後、そのスウォッチのカラー設定を変更すると、一括でカラーが変更することが可能です。オリジナルのカラーパレット、配色を反映しやすくなっています。
今回追加された新App「ヘルスケア」も再現されており、Aiファイルを覗いてみることで、ひとつのウィジェットをデザインするために、数種類のテキストエフェクトが適用されていたりと、Appleがいかにインターフェースデザインを重視しているのかが見えてきます。
テキスト余白など細かい部分も改善され、よりすっきりとした印象へと変更されています。
Spotlight機能に採用されているアイコンデザインなどもコンプリートで揃っており、デザイン作業が捗りそうなアイテムです。
今回発売するiPhone 6のディスプレイサイズに対応するように、従来の640x1136pxではなく、750x1334pxを採用したUIコンポーネント素材という点もポイントで、利用に関するライセンスも個人、商用ともに可能となっています。
Photoshop、Illustratorで忠実再現!iPhone 6の無料モックアップ素材まとめ【随時更新中】
iPhone 6本体モックアップは別エントリーでまとめています、ご参考にいかがでしょう。