日本語のなかには、海外で同じ発音、表現で利用されている単語が、日本文化が世界に広まるにつれて増えています。たとえば「かわいい(英: Kawaii)」、「漫画(英: Manga)」、「津波(英: Tsunami)」、「すきやき(英: Sukiyaki)」などなど。
そんな日本語単語のなかでも英訳しにくい、日本独特の言い回しが海外サイトで人気となっていたので、今回はまとめてご紹介します。普段なにげなく利用している言葉ばかりで、思わず外国人にも教えたくなる単語が並びます。
詳細は以下から。
渋い (英: Shibui)
華やかでなく落ち着いた趣など、いい意味での「渋い」という単語。雰囲気を表現する言葉は、なかなか英語では訳しにくいものです。
居留守 (英: Irusu)
家にいながら、不在をよそおう「居留守」。あまり外国では見かけないシチュエーションなのかもしれません。
森林浴 (英: Shinrin-Yoku)
健康法としても知られ、森林の中に入り、すがすがしい空気にひたる様子ですが、こちらの単語もなかなか英語では訳しづらいもの。
積ん読 (英: Tsundoku)
書物を買っても積み重ねておくだけで、少しも読まないことを指し、積んでおく意に読書の「どく」をかけたしゃれ言葉。
忘れ物 (英: Wasuremono)
日本では当たり前のように使われている、うっかりして物を置いてきた様子を表す「忘れ物」。単語で表すことができるのも日本語らしさ。
浮き世 (英: Wasuremono)
仏教的考え方のひとつで、つらいことの多い世の中や、無常のこの世を表す表す「浮き世」。こういう考えの言い回しは、日本語が得意です。
よいしょ (英: Yoisho)
思いものを持ち上げるときや、疲れて椅子に座ろうとしたときなどに、意味もなく発する言葉。世界中のひとが、「よいしょ」と言ってる光景が訪れるかもしれません。
微妙 (英: Bimyou)
否定的な気分を遠回りに言う、「微妙(ビミョー)」という単語。日本語のスラングに近いかもしれません。
真面目 (英: Majime)
英語でもEarnestと表すことができますが、 真心のあることや、誠実であるという感情まで表現できるのは、日本語だけです。
生きがい (英: Ikigai)
生きるに値するもの、または生きていくはりあいや喜びを表しますが、英語ではなかなかうまく訳することができません。
引きこもり (英: Hikikomori)
長期間にわたり自宅や自室にこもり、社会的な活動に参加しない状態が続くことを指し、世界中で問題視されており、実際に英語圏でも使われ始めています。
食いだおれ (英: Kuidaore)
食い倒れの本来の意味は、 飲食にぜいたくをして、財産をなくすことですが、今ではたくさん食べる様子を指した表現方法のひとつとなっています。
参照元リンク : 14 Perfect Japanese Words You Need in Your Life – BuzzFeed