デザイナーが見ておきたい!デザインにまつわるTEDトークベスト10

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TEDでの講演はどれもユニークなストーリーばかりで、本当に問題となっている課題をクリエイティブな方法で解決する、心を惹きつけるプレゼンテーションばかりです。

 

 

今回はデザインをテーマにしたTEDトークを10個まとめてご紹介します。「Ideas Worth Spreading (広める価値のあるアイデア)」をスローガンに、「いま世界を変えようとしている人たち」のアイデアに耳を傾けて見てはいかがでしょう。

 

 

 

詳細は以下から。

 

 

 

デザイナーが見ておきたい!デザインにまつわるTEDトークベスト10

 

トーク1 Margaret Gould Stewart(マーガレット・グールド・スチュワート)

あなたの(そして何十億人の)ための巨大なウェブデザインの方法

 

Facebookの「いいね!」や「シェア」ボタンは1日220億回使われ、これまで作られたデザインの中で最もよく閲覧されています。Facebookのプロダクトデザインのディレクター、マーガレット・グールド・スチュワートが大規模なデザインのための3つの法則を説明します。規模があまりに大きいので、わずかな変更が世界規模の反感を買ってしまう反面、規模があまりに大きいからこそ、わずかな改良で多くの人々にポジティブな影響を与えることができます。

 

 

 

 

トーク2 Matthew Carter(マシュー・カーター)

フォントをめぐる私の人生

 

本や雑誌やコンピュータ・スクリーンを眺めると、かなりの確率でマシュー・カーターがデザインした書体を目にするはずです。ヴァーダナやジョージア、電話帳(覚えていますか?)専用のベル・センテニアルをはじめとする書体をデザインしたのが彼です。この魅力的な話では、フォントに含まれる全ての文字の1ピクセルに至るまで神経を集中してきたキャリアの全容を紹介してくれます。

 

 

 

 

トーク3 Saki Mafundikwa(マサキ・マフンディクワ)

古代アフリカのアルファベットに宿る優美と洗練

 

単純なアルファベットから秘密結社の象徴的言語まで、グラフィック・デザイナーのサキ・マフンディクワは、アフリカ大陸における文字コミュニケーションの多様性を称賛します。彼は文字やシンボルが体現する歴史や過去からの遺産に光を当てる一方で、アフリカのデザイナーが新たなインスピレーションを得るため、そのような記号を使うことを強く勧めます。彼の主張は、お気に入りのガーナの絵文字「サンコファ」に要約されます。サンコファの意味は「さかのぼって手に入れよ」、つまり過去から学べということです。

 

 

 

 

トーク4 Tim Leberecht(ティム・リーバーレヒト)

「自分のブランドの制御をうまく手放す3つの方法」

 

人や企業やブランドがその評判をしっかり制御できた時代は(そのようなものがあったとして)終わりました。ネット上でのおしゃべりの拡散が意味するのは、それが価値あるものである限り、統制することのできない自由な対話が絶えず生じるということです。ティム・リーバーレヒトは、この制御の喪失を受け入れ、さらにはそれに向けてデザインをし、自らの価値に再び身を投じる力とするための、3つの大きなアイデアを提示しています。

 

 

 

 

トーク5 Daniele Quercia(ダニエレ・クエルチャ)

最も楽しい経路が選べる地図

 

地図アプリは目的地への最短経路を見つけてくれる便利なものですが、少し遠回りしたい気分の時はどうでしょう? 研究者のダニエレ・クエルチャ が、単に早いだけでなく、その道のりでどう感じられるかまで考慮に入れた「ハッピーマップ」をご覧に入れます。

 

 

 

 

トーク6 Jinsop Lee(ジンソップ・リー)

五感に訴えるデザイン

 

いいデザインは視覚的に素晴らしい。しかし触覚的、嗅覚的、聴覚的にも素晴らしいものにはならないのでしょうか?デザイナーのジンソップ・リー(TEDタレントサーチ入賞者)がその五感理論に基づいたデザインをわかりやすいグラフと例を交えて語ります。全感覚体験の素晴らしさに気づくでしょう。

 

 

 

 

トーク7 John Maeda(ジョン・マエダ)

「アート、テクノロジー、デザインから創造的リーダーが学べること」

 

RISD (ロードアイランド・スクール・オブ・デザイン) の学長であるジョン・マエダが、可笑しくも魅惑的な講演をお届けします。アート、デザイン、テクノロジーの領域での生涯に渡る作品群を紹介したあと、締めくくりとして未来における創造的リーダーシップの姿を示します。人間演ずるコンピュータまで登場する初期作品のデモは必見です。

 

 

 

 

トーク8 John Hockenberry(ジョン・ホッケンベリー)

人生を「デザイン」する

 

車椅子のジャーナリスト、ジョン・ホッケンベリーは車椅子パーツのカタログでピカピカ光る車輪を見つけました。この車輪の教えてくれたもの — 意図を持って自らの人生をデザインして生きることの意義を語ります。(TED2012の「デザインスタジオ」セッションより。ゲストキュレーター: チー・パールマン とデビッド・ロックウェル)

 

 

 

 

トーク9 Chip Kidd(チップ・キッド)

「笑い事ではないけど笑える本のデザインの話」

 

チップ・キッドは本を表紙では判断しません。本を体現する表紙を作るのです。それもお茶目なユーモアをもって。TED2012で一番可笑しかったこの講演で、彼は表紙デザインの芸術と深い思索を披露しています(チー・パールマンとデビッド・ロックウェルがゲストキュレーターを務めたTED2012のセッション「デザインスタジオ」から)。

 

 

 

 

トーク10 John Hodgman(ジョン・ホッジマン)

デザインを語る

 

コメディアンで自称デザイン専門家のジョン・ホッジマンが、現代を象徴する3つの物体について、そのデザインを語ります。(TED2012の「デザインスタジオ」セッションより。ゲストキュレーター: チー・パールマン とデビッド・ロックウェル)

 

 

 

参照元リンク : 10 Design TED Talks You Should Watch – Creative Market Blog