なにもない真っ白で、平面のカンバスに、本物そっくりの立体感を持たせて描く、超リアルな手描きスケッチ(英: Hyper-Realistic Painting)。イタリア在住のイラストレーター Marcello Barenghi は、どのようにこれらのスケッチが完成していくのか動画にまとめ、YouTubeで公開しています。
新しく発表された作品は、連作によるシリーズで、世界的に大人気のスター・ウォーズのキャラクター達を描いています。写真と見間違うほどの光沢感や、影の付け方など、まるで魔法を見ているよう。どれも3分ほどの短いムービーで、いつの間にかキャラクターに生命が吹き込まれていく様子は必見です。
詳細は以下から。
人気YouTube絵師が超リアルなスター・ウォーズのキャラクターを描くムービー
まずは毛むくじゃらのチューバッカ。鉛筆だけでなく、エアースプレーをつかうことで、より高度な立体感を表現できるそうです。
メタリックな光沢感まで見事に表現された、C-3PO。
まるで本当に飛んでいるようなリアル感がたまらない、ミレニアム・ファルコン。
日本でも人気の高いキャラクター R2-D2 も、まるで今にも動き出しそうなほどのリアルさ。
最新作で登場した、コロコロと走る姿が可愛らしい、新キャラクターの BB-8。
コスプレとしても人気の高い、帝国軍の歩兵「ストーム・トルーパー」。
そしてさいごはもちろん、スター・ウォーズ作品のアンチ・ヒーロー「ダース・ベイダー」。
公式ウェブサイト、または YouTube チャネルでは、この他にも超リアルな作品が多数公開されています。頭上に固定した定点カメラの映像は、見ているだけでも面白いものばかりです。 こちらも参考にどうぞ。
立体感はもちろん、ガラスの透明感まで再現されたリキュール瓶を描きます。
クシャクシャの紙幣が、紙の上に置かれているようにしか見えません。
ペットボトルのような大きな容器も、見事に立体感たっぷりに表現する、まさに魔法。
今にも転がり出しそうなサッカーボール、これももちろん手描きスケッチのみ。
黄身のツヤツヤ感や、白身に油がついた様子まで完璧に再現しています。
ゴミ箱に捨ててしまいそうな、お菓子のパッケージも彼の手にかかればこの通り。何気ない日常に隠れた美しさに、スポットライトを当てています。
こちらはポテトチップスを食べ終わったあとの空の袋。
スター・ウォーズのキャラクターもすごかったですが、こちらのアイアンマンもさすがです。
参照元リンク : Marcello Barenghi
参照元リンク : Marcello Barenghi | YouTube