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江戸時代に生まれた絵画・版画でもある浮世絵は、今では世界中で愛される日本文化のひとつとなっています。浮世絵の中でも、日本各地の風景を描いた「名所絵」は特に人気が高く、歌川広重は数多くの作品を残した浮世絵師と知られており、あのゴッホにも影響を与えたとも言われています。

 

そんな歌川広重が、200を超える作品を実際に描いた場所を、Google マップでまとめた「Ukiyo-e Map」が公開されていたので、今回はご紹介します。この地図を利用することで、200年ほど前に歌川広重が見た景色と同じ景色をたどることができます。

 

 

歌川広重の代表作を実際に描いた場所をまとめたオンライン地図 Ukiyo-e Map

 

Ukiyo-e Map では、歌川広重の代表作でもある、東京から京都までの風景を描いた「東海道五十三次」にはじまり、東京の名所を描いた「名所江戸百景」、日本全国の名所を描いた「六十余州名所図会」など、合計200枚以上の浮世絵を実際に描いた場所を、Googleマップでまとめたオンライン地図です。

 

 

地図上に表示されている赤色の丸が「名所江戸百景」シリーズ、青色の丸が「東海道五十三次」シリーズ、みどり色の丸が「六十余州名所図会」シリーズを表しており、北は山形県坂田市周辺から、南は鹿児島県桜島周辺までを完全網羅しています。

 

丸をクリックすることで、各地で描かれた歌川広重の作品と一緒に、緯度など詳細なロケーションを確認することができるので、いつの間にか時間が過ぎてしまっていることも。

 

東京都港区芝公園に今も残っている増上寺を描いた「増上寺塔赤羽根」。

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現在の小金井市小金井橋付近で、現在も桜並木は残されている「江戸名所百景・玉川提の花」。

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現在の井の頭公園付近を描いた「井の頭の池弁天の社」。

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また、「東都 三ツ又の図」には、当時の江戸末期には存在しない高層タワーが描かれており、まるで東京スカイツリーに見えると話題にもなりましたね。

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By 東都 三ツ又の図 | 歌川広重

 

今後も作品を追加予定となっており、オンライン地図上の丸マークにカーソルを合わせると、作品を同時に確認できる機能などもリリース予定だそう。ちなみに作成したのは、浮世絵好きでロンドン在住の George @Cascadesssss。フィードバックも募集中とのこと。今後がますます楽しみなサービスと言えるでしょう。

 

 

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