AIを活用することで、こんな便利なサイトが増えてきそうな予感。
Webサイトや広告バナー、SNSやYouTube用サムネイルなど利用機会の多いフリー画像サイトですが、AIと人間が手を組んだ新しいサイトが登場。
素材はすべてロイヤリティフリーで自由に利用することができ、本物と見分けがつかないほどリアルな見た目も特長です。
AI生成はここまで進化、まるで本物。

「退屈なストック写真はもう要らない(no more boring stock)」をスローガンに掲げ、AI生成テクノロジーを駆使したフリー画像を提供しているフリーストックサイトLummi。
まるでプロの写真家が撮影したような魅力的なビジュアルの画像は、ジャンルごとに手動でカテゴリ分けされており、探す手間をうまく省いてくれます。
クレジット表記も不要で、仕事やクライアントワークにも利用できるのも便利。
仕事にも使える、商用OKなフリーAI画像
「食べもの、飲みもの」カテゴリーがこちら。何も言われなかったらAIが生成したとはわからないレベルの再現度。

Lummiのサービスの中でも、特に目を引くのが「絞り込み検索」機能。
ここでもAIを活用したことで、「明るい写真のみを検索」したり、写真に写っている人の数で検索できるのもユニーク。



「自然カテゴリー」は、背景デザインに向いた作品が数多く提供中。「明るさ」で絞り込むなど独自の検索をかけることで、思いもよらない作品に出会えることも。


次に家族をテーマにした「ファミリー」カテゴリー。
どうしても欧米人よりの画像が多く、日本人などアジア系に弱いのが現状。ただし、これまでにない独特の雰囲気やニュアンスを演出できる画像は、AIのおかげと言えます。

「アート」カテゴリーには、多彩なビジュアル表現によるアートの世界が広がります。伝統的にあ絵画からモダンなイラストまで、人間のクリエイティブさが爆発した作品。

雄大なライオンから小さな昆虫まで、多種多様の動物の美しさと驚きを紹介する「アニマル」カテゴリー。もはやわたしは本物と区別がつきません。


目的の画像を見つけたらクリック。画像が表示されたら、ページ右上にある「Download」ボタンを押せばダウンロード完了です。
画像に利用されている配色をHEX値でコピー、また手動で打ち込まれたタグでより細かく画像を絞り込むことも可能です。

キーワード「犬」で見つかった画像の一部がこちら。フリー画像サイトで見かけるようなクオリティの高い作品ばかり。

キーワードを「ペット」にしてみたところ、犬や猫、インコなどさまざまな動物がヒット。用途に応じて使い分けができます
Figma専用プラグインも無料提供中
「デザイン制作で効果的に活用したい」という人は、Figma専用のLummiプラグインがおすすめ。Figmaから離れることなく画像の検索から利用まで、ひとつのツールで完結できます。

商用利用もできますし、これまでのフリー画像サイトと合わせて活用してみてはいかがでしょう。「AIが人間の手助けをする」という流れは、2024年のデザイントレンド予測でもランクインしてました。
商用利用できるフリー画像サイトを国内・海外に分けて一挙に紹介したのがこちら。
利用者の多い定番サイトから、あまり知られていないレアなサイトまで集めています。
8年前の2016年公開の記事を、最新版にアップグレードしたばかり。

アドビだからストック素材サービスも ここまでクリエイティブ。
Adobe Stockは、アドビがクリエイターのためにつくったストックサービスです。写真やイラストなど高品質な素材が約3億点。無料素材も100万点。
検索、プレビュー、ライセンスの取得をPhotoshopから直接できるので効率の良さが抜群。
たくさんのAdobe Creative Cloudユーザーに選ばれているのには理由があります。
最初のひと月は素材が10点まで無料なので、気軽に始めてみませんか。
