はじめに:レイヤー1枚で、写真の空気が変わる
写真にレイヤーを一枚重ねるだけで、印象ががらっと変わる。
色味や質感、ノイズを加えるだけで、“雰囲気のある一枚”に仕上がります。
しかも操作はとてもシンプルで、Photoshopで写真を差し替えるだけ。
今回は、そんな写真加工エフェクトの中から、デザインに深みを与えてくれる最新の無料素材を37点厳選して紹介します。
- Photoshopで簡単に使える(レイヤー or スマートオブジェクト)
- SNSやバナーの“見せ方”がすぐに整う
- ノイズ・色味・テクスチャで雰囲気が出せる
- デザイン初心者でもプロっぽく仕上がる
- 今っぽい印象やトレンド感を手軽にプラスできる
🛠️ 写真エフェクトの使い方は?想像以上にカンタンです
「写真エフェクトPSDってどうやって使うの?」というときはこちらの使い方ガイドを参考ください。といっても、画像を配置するだけで完成なので、誰でも簡単に魅力的な写真加工ができます。
ここではこちらのエフェクトPSDを利用し、ファイルを開いた様子がこちら。この素材では、3枚の写真を加工することができる仕様となっていました。

今回はこちらの写真を加工してみます。

レイヤーパネル上で「YOUR IMAGE HERE」と書かれたスマートレイヤーをダブルクリック。ポップアップが表示されるので、OKをクリック。


新しいドキュメントが自動的に開かれ、独立したファイルで編集を進めることができます。「スマートオブジェクト」機能を活用することで、あとから写真を変更したり、文字を加えたりと微調整することができます。
また、元の画像を残したまま加工エフェクトを適用できる非破壊編集が、スマートオブジェクト最大のポイント。

加工したい写真をドラッグ&ドロップで配置したら、最後にCtrl+Sで保存します。これで準備は完了です。元のPSDドキュメントに戻りましょう。

見事に写真が水彩ペイント風に加工されているのがわかります。ここまでわずか1分もかかっていません。

完成した画像がこちら。


🔍 どれを選ぶ?仕上がり別・写真エフェクトの選び方

どのエフェクトも魅力的ですが、「どんな雰囲気にしたいか」で選ぶとぐっと使いやすくなります。
仕上がりのテイスト別に、おすすめの使い方を簡単にご紹介します。
🎞️ ノイズやざらつき系
ちょっとレトロでアナログっぽい印象に。ミュージックビデオ風や、雑誌のようなビジュアルに◎
🎨 色味を変えるカラーフィルター系
雰囲気をガラッと変えたいときに。アートっぽい写真や、ブランドの世界観づくりにも効果的。
✨ 光やグロー感のあるエフェクト
印象を柔らかくしたいときや、幻想的な演出に。美容・ライフスタイル系のデザインと好相性。
📸 フィルム風・粒子感のあるエフェクト
自然な空気感を足したいときに。日常写真やポートレートにもなじみやすく、SNS投稿におすすめ。
🖼️ 雰囲気が一変する、無料エフェクト素材37選【最新まとめ】
どれも無料でダウンロードできて、Photoshopでそのまま使えるものばかり。
気になるエフェクトがあれば、クリックしてチェックしてみてください👇
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今回ご紹介した写真加工エフェクト素材は、すべて「Toolboxライブラリ」で無料配布中です。
モックアップやフォント、テンプレートなども揃っていて、スタイル別に絞り込みながら探せるのが便利。
新作も定期的に追加されているので、素材探しに迷ったときは、ぜひのぞいてみてください。
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