「ル・マン24時間耐久レース」初、戦闘機のような電気自動車が完成

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ル・マン24時間耐久レースは、1923年に初めて開催されて以来F1のモナコグランプリとアメリカのインディ500と並んで「世界の三大レース」として知られています。競技はフランスのル・マン市のサルト・サーキットと呼ばれる全長13kmを超える周回コースをどれだけ長く走れるかを競います。毎年、世界各国からレーサーが集まり数々の伝説を残してきました。

スイスを拠点に活動するGreenGTは2011年度の試合を目標に、ル・マン24時間耐久レース史上初となる電気自動車タイプのスポーツカーで参加することを考えており、今回そのプロトタイプとなるマシンが完成しました。

フランス人デザイナーThomas Clavet(トーマス・クラベット)がデザインを考案して出来上がったその車は、カーボンファイバーで出来た車体とグラスファイバーのボディーで出来ています。100kwの電気モーターを2台搭載し、動力は装着されたソーラーパネルより供給します。馬力は350から400馬力となっており、4秒で時速100kmに到達、最高時速に関しては275kmと普通の自動車と変わらないパワーとなっています。車体重量も860kgと軽量化が計られており、まさに「夢のエコスーパーカー」が誕生しました。

世界中で環境問題について議論が重ねられている現状から、今後は地球にもやさしい自動車の開発がどんどん進んでいくといいですね。

 

詳細は以下から。

 

ル・マン耐久レース初となる電気自動車型スポーツカー

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極限まで絞り込まれたボディーはまさに芸術作品です

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正面から見た様子

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横から見た様子

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後ろから見た様子、ガソリンを使わないので地球にもやさしいです

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流れるような流線型のボディーが特徴的です

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後部の赤いメーターが燃料になっているのでしょうか

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緻密な計算が施されたウィング部分

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運転席は戦闘機のコクピットのようです

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[参照元 : Autoblog]