[fancy_box]海外デザインブログFIlterGradeで公開された「Basic Photography Composition Tips for New Beginners」を許可をもらい日本語抄訳しています。[/fancy_box]
スマートフォンやデジタルカメラを使って写真を撮影する機会は増えていますが、素敵な写真を撮影するとなるとたくさんの知識やセットアップが必要になります。しかし、写真撮影の基本となるいくつかのポイントを押さえておくことで、手軽にデザインを改善することができます。
今回は写真撮影をするうえで覚えておきたい、基本的なテクニックやポイントをまとめてご紹介します。実際のカメラ撮影を通じて学んだことが多く、これからはじめようというひとにもオススメです。
詳細は以下から。
カメラ撮影で最低限知っておきたい、6個の基本テクニック
テクニック1
3分の1の法則を使おう。
一列に並んでいるものをカメラでうまく撮影することで、美しい均整を表現することができ、より好奇心をそそる作品が仕上がります。このようなときは以下の写真のように9個のグリッド枠に分けてみましょう。
分割しているライン線ができる限り、垂直と水平方向にまっすぐに並ぶようにすることで美しい構図を作成することができます。
テクニック2
リードラインを取り入れよう。
人間は直線や左右対称の物体に惹きつけられます。そのため、メインとなるリードライン(英: Leading Lines)に基づいて写真撮影することで、より美しい構図を表現することができます。
必ずしもまっすぐ直線でなくてもよいでしょう。たとえば広大な土地に広がる車幅の広い道路や、ゆっくりと曲がった川なども面白い被写体となるでしょう。
テクニック3
規則性のあるパターンを。
規則よく並んだパターンは、より人々の興味を簡単に惹くことができるテクニックのひとつです。以下の写真では白と黒のコントラストに加え、規則的に並んだ鳥たちがユニークな情景を表現した一枚で、池や湖での撮影に活かしたい技。また普段住み慣れた場所でパターンを見つけることで、新しい発見があるでしょう。
テクニック4
奥行き感を表現しよう。
写真撮影において奥行き感を表現し、被写体にフォーカスすることで写真の一部分にのみ注目を集めることができます。以下ではきれいに咲いた桜の木の特定の花にのみフォーカスを集めています。
背景のぼかし方や被写体の集め方は、3分の1の法則など他のテクニックと組み合わせることで、より魅力的なイメージ写真を撮影することができるでしょう。
テクニック5
視点を変えてみよう。
手軽なテクニックとしては、撮影する視点を常に考えて撮影してみましょう。いつもとは違うアングルから見る景色は、全く違うものに見えてくるでしょう。また被写体に接近するマクロ撮影と、すこし被写体からズームアウトした写真でも大きく仕上がりが異なるでしょう。カメラのフレームに色々な景色や被写体をユニークなアングルで収めてみましょう。
テクニック6
シンプル・イズ・ベスト
撮影するテーマに寄っては、シンプルな写真はより魅力的に撮影できることがあるでしょう。より複雑な被写体では、すべてを理解することが難しくなってしまうことがでしょう。
著者自身が写真撮影を行うときに気をつけているポイント、テクニックをまとめてご紹介しました。必ずしも守らなければいけないルールではないので、思い切って壊していきましょう。構図を決めるテクニックは、きっと撮影時の手助けをしてくれるでしょう。
参照元リンク : Basic Photography Compostion Tips for New Photographers – FilterGrade