これまでに幾何学パターン(英:Geometric Pattern)を、デザインにうまく活用したことはあるでしょうか。すこし変な質問に聞こえるかもしれませんが、幾何学パターンはとても使いやすいデザインツールです。
うまくデザインに取り入れることで、とても柔軟で効果的なビジュアルに、機能性を兼ね備えているケースもたくさんです。今回は、幾何学パターンをうまく利用する、50個のデザインポイントを、参考サンプル例と一緒に見ていきましょう。
詳細は以下から。
01. バランスを取ろう。
注目を集めたいときに、幾何学パターンは有効なデザインアイデアと言えますが、たくさんの素材を組み合わせるときは、余白スペースなどの要素を加えて、全体のバランスを検討しましょう。
以下のサンプル例では、鮮やかで大胆なデザインパターンが活用されていますが、パンフレットの中はよりシンプルとなっています。複数のパターンを利用するときは、余白スペースやデザイン要素をシンプル化して、読みやすさを保ち、やりすぎになるのを防ぎます。
02. ダイカット・エフェクトと組み合わせよう。
美しい幾何学パターンを、型を用いて打ち抜いたダイカットと一緒に組み合わせてみましょう。以下のサンプル例では、店の名前である「INK」という文字を通して、カラフルな幾何学パターンが見え隠れしています。
前ステップ同様に、カラフルでごちゃごちゃとしたデザインに、シンプルなデザイン要素を加えた、バランスの良さをうまく表現しています。
03. デザインパーツと合わせて利用しよう。
幾何学パターンをうまく利用する鍵は、自分のデザインに合わせることです。以下のサンプル例では、オーガニック系の茶色カードに、アース色でナチュラルなパターンを組み合わせています。
パターンの形や配色が、商品やプロジェクトにマッチしているか、きちんと確認することが重要になります。
04. 写真と合成してみよう。
確実に注目を集める、キャッチーな写真デザインを実現したいときは、以下のサンプル例を参考にしてみましょう。さまざまな方法で幾何学パターンと写真を重ね、さらにビンテージな配色カラーパレットを加えることで、平凡でつまらない写真を、スタイリッシュな印象に仕上げています。
鮮やかな色使いに、大胆なパターン模様を心がけることで、仕上がりがシャープになりすぎるのを防ぐことができます。
05. 幾何学ロゴを作成しよう。
ロゴデザインの世界において、幾何学模様をモチーフにしたロゴデザインは、力強く大胆で、魅力的な要素です。
以下のサンプル例では、Mという形を元に、さまざまなロゴのバリエーションを展開しており、ブランドイメージを統一しながら、鮮やかで柔軟なデザインに仕上げています。次回、幾何学模様を検討することで、モダンでスタイリッシュな見た目を実現できるでしょう。
06. 幾何学模様のグラデーションを利用しよう。
デザインで効果的なグラデーションを、幾何学パターンにも活用してみましょう。以下のサンプル例では、控えめで洗練された配色とグラデーションを組み合わせることで、より企業、コーポレイト向けデザインを完成させることができます。
07. パターンの縮尺サイズで遊ぼう。
幾何学模様をデザインに活用するメリットのひとつが、自由にサイズを変更できる点です。パターンを拡大して、まったく異なるデザインに仕上げたり、サイズを縮小して、よりテクスチャの質感を表現することもできます。
以下のサンプル例では、さまざまな縮尺サイズに変更された、幾何学パターンが利用されているのが分かります。縮尺がすこしだけ違うパターンを組み合わせてみると良いでしょう。
08. 鮮やかな配色と組み合わせよう。
大まかな方法として、デザインに3つ以上の配色やパターンをするべきではないですが、ルールは破るためであることを、わたしたちはよく知っています。
以下のサンプル例では、幾何学パターンと配色を部分的に、スポットとして活用することで、素晴らしいデザインに仕上げています。クセのあるパターン模様に、鮮やかな配色を組み合わえてみましょう。
09. デザイン要素とマッチさせよう。
デザインパーツと幾何学パターンや配色を、組み合わせマッチさせることで、ダイナミックで美しい構図をえがくことができます。
以下のサンプル例では、鮮やかなパターンと一緒に、デザイナーの専門分野である、グラッフィクとインテリアデザインを利用しています。どの要素同士がマッチして、なにがデザインを壊してしまうのか、色々な要素をミックスしてみましょう。
10. 文字デザインに取り入れよう。
幾何学パターンを文字テキストに取り入れることで、楽しくて遊びこころいっぱいのデザインに仕上げることができます。以下のサンプル例では、幾何学模様をつかって表現されたロゴデザインが、パッケージとして利用されています。機能性とデザインの柔軟性のある、シンプルで効果的なテクニックと言えるでしょう。
11. モノクロ・カラーを取り入れよう。
ここまで鮮やかな配色の組み合わせについて見てきましたが、白黒や単色のモノクロデザインも、よりシャープで効果的に活用することができます。
以下のサンプル例では、4つの複雑に作りこまれたパターンを、ひとつのロゴとして活用しており、スタイリッシュでやり過ぎになるのを抑えています。複数のパターンを利用しようと検討しているときは、より単色カラーを意識するようにしましょう。
12. パターンを使って文字を描こう。
以下のサンプル例では、幾何学パターンでアルファベットのMを描いた、連続性のあるデザインが魅力的です。また3色の異なる配色に、同じデザインパターンを用いたことで、モダンな雰囲気に統一感を演出しています。
文字テキストをパターンとして利用できないか検討することで、よりダイナミックで新しい方法でデザインを魅せることができるでしょう。
13. 不揃いなデザインを利用しよう。
幾何学模様と言えば、同じ柄やパターンを繰り返すと、多くのケースで考えがちですが、より直線的なパターンも効果的なテクニックとなります。
以下のサンプル例では、左右非対称のユニークな幾何学パターンを活用することで、美しく効果的なデザインに仕上げるだけでなく、より多くの素材に対応するフレキシブルさにもつながります。
14. 困ったら、レタープレスを採用しよう。
どのようにパターンを使っていいかよく分からなかったり、デザインにすこしスパイスを加えたいときは、レタープレス加工を検討してみましょう。以下のサンプル例では、各カードごとに異なるパターンを採用し、レタープレス加工を施した3Dエフェクトとなっています。
より控えめで、高級感のあるデザインを目指しているときは、レタープレス加工には色を使わないことで、パターンをより目立たせることもできます。
15. 写真を幾何学パターン状に配置しよう。
幾何学パターンと写真をうまく組み合わせたデザインを作成中ですか。平凡な四角形のフレームの代わりに、よりユニークなシェイプを利用してみましょう。
以下のサンプル例では、異なるポイントで写真を切り取り、角度を付けて配置することで、まったく新しい写真の魅せ方を提案しています。
16. モザイク加工に挑戦してみよう。
幾何学パターンを利用することで、手軽にモザイク状パターンを作成することもできます。視線を集めるリーディングラインとなるように、シェイプを結合し、写真や文字テキストを揃えるように配置してみましょう。
17. ピクセル状ドットを利用しよう。
幾何学パターンを使ったデザインでは、以下のサンプル例のように、ピクセルアートをインスピレーションとして活用することもできます。マウスの矢印アイコンをモチーフに、レイヤーを重ねることで素晴らしいエフェクトを実現しています。また、各ピクセルが見事に整列、揃っているのが分かります。
ピクセルアートを採用するときは、グリッドラインを利用することで、各デザインパーツを並べやすくし、すっきりとした見た目に仕上げることができます。
18. ワイヤーフレーム状パターンを利用しよう。
あまり他のデザイン要素の邪魔にならない、幾何学パターンをさがしているときは、ワイヤーフレーム状パターンを検討してみましょう。以下のサンプル例では、ラインのみで描かれ、部分的に透明となっているので、写真全体にかぶることなく、控えめにデザインを効果的に表現できます。
19. 目の錯覚を利用しよう。
幾何学パターンをうまく使うことで、まるで動いているような目の錯覚を引き起こすことができます。以下のサンプル例では、波型パターンを用いることで、動きを効果的に表現しています。また見出しタイトル部分は、パターンをわずかに隠すような場所に配置されている点もポイントです。
20. 結合されたパターンを使おう。
複数のデザインパターンを組み合わせて、ひとつの大きなデザインを完成させてみましょう。たとえば以下のサンプル例では、シンプルな幾何学パターンを見事に切り離し、分割したセットで、組み合わせることでひとつのデザインが浮かびあがります。
たっぷりの余白スペースに、シンプルなパターン模様を利用することで、配色をよりポップに魅せることができます。
21. レイヤー状に重ねよう。
デザインに奥行き感を加えたいときは、ユニークな方法でレイヤーを重ねてみましょう。以下のサンプル例では、文字テキストに重ねるように、楽しげでフレッシュな幾何学パターンを配置しています。新しいパターンの使い方で、よりダイナミックなレイヤーエフェクトを完成させましょう。
22. パターンをコラージュしてみよう。
ひとつのパターンに決めることができないときは、すべて利用してみるのも良いでしょう。以下のサンプル例では、17枚の異なるパターンをつかって、パッチワーク状にロゴを表現しています。好みのパターンをセットで揃えているときは、まとめて利用した、面白いエフェクトを作成してみましょう。
23. ブランドイメージに合わせて仕立てよう。
幾何学パターンを利用することで、鮮やかでイキイキとした印象だけでなく、洗練された高級感を演出することもできます。以下のサンプル例では、シンプルでソフトな配色に、繊細なパターンデザインを組み合わせることで、見事にブランドイメージを表現しています。プロジェクトやブランディングに応じて、幾何学パターンをカスタマイズしてみましょう。
24. 目的のあるデザインパターンを作成しよう。
たとえば、以下のサンプル例では、蜂に関連するブランディングとして、蜂の巣をモチーフにした六角形パターンを利用し、配色を合わせることで、ワクワクとした雰囲気を伝えています。どんなブランドやプロジェクトなのかじっくり検討し、幾何学パターンに取り入れてみましょう。
25. バラエティーを加えよう。
以下のサンプル例では、名刺カードとしてシンプルで、異なる幾何学パターンと配色を利用することで、バラエティーを増やし、より良い見た目に仕上げています。また、名刺カードの半分のスペースにのみパターンを適用することで、文字テキストを入力する空間を、きちんと確保することもできます。
26. ネガティブスペースを活用しよう。
写真と複雑な幾何学パターンや図形を組み合わせることで、コントラストをよりはっきりとさせ、ユニークでミステリアスな見た目に仕上げることができます。
以下のサンプル例では、ネガティブスペースとコントラストに重点を置き、見たひとの注目を集めやすくなっています。また、幾何学パターンを組み合わせたことで、動いているような感覚を、デザインに加えることができています。
27. 黒パターンと単色カラーを組み合わせよう。
ポップな単色カラーとモノクロのデザインパターンを掛けあわせることで、スッキリとした効果的なコントラストを描くことができます。以下のサンプル例では、太いラインをつかった、迷路のようなパターンデザインと、パステルカラーのピンク色とミント色を組み合わせ、魅力的に仕上げています。
すべてのデザインパターンに配色を適応するのではなく、素晴らしいコントラストを実現することを心がけましょう。
28. 幾何学模様で写真を強調しよう。
写真の人物モデルに沿って、幾何学模様を利用することも検討してみましょう。以下のサンプル例では、美しいダンサーの写真に、幾何学模様を重ねることで、動きをうまく強調しています。写真の一部を強調したいときは、このテクニックを検討してみましょう。
29. だまし絵を活用しよう。
幾何学パターンのもうひとつの面白い使い方テクニックとして、目の錯覚を利用した、だまし絵をデザインすることもできます。以下のサンプル例では、幾何学パターンをつなげることで、ガイコツマークが浮き上がるエフェクトを実現しています。
30. ソフトなグラデーションで、シャープなエフェクトを。
不透明レイヤーのソフトなグラデーションを利用して、ユニークなエフェクトを再現してみましょう。以下のサンプル例では、つなぎあわせた三角系のシェイプを、それぞれ透明感たっぷりに色付けしています。シンプルですが、奥行き感のある効果的なテクニックで、企業向けデザインにも最適です。単色のフラットカラーだけでなく、グラデーションカラーも幾何学パターンに活用してみましょう。
31. 文字テキスト風パターンをつくろう。
ブランディングで効果的なテクニックのひとつとして、ロゴデザインを幾何学パターンとして活用してみましょう。
以下のサンプル例では、ブランド名 TextielMuseum / TextielLab より、TとM、Lを組み合わせて、配色を加えることで、美しいパターンデザインを作成しています。こうすることで、デザインの美しさだけでなく、隠された重要な意味やメッセージを、パターンに加えることができます。
32. さまざまな図形を組み合わせよう。
以下のサンプル例では、異なるいくつかの図形と配色を、うまく結合させることで、スッキリとした印象のデザインに仕上げています。パターン以外の文字テキストは、可能なかぎりシンプルにすることで、コントラストのある印象的なデザインとなっています。
33. カットアウト・エフェクトを活用しよう。
幾何学パターンごとくり抜いた、カットアウト・エフェクトを導入することで、触れて楽しむことができる、ユニークなデザインに仕上げることができます。
以下のサンプル例では、ステンドグラスから覗いた様子を、幾何学パターンを利用して表現し、その他を極力シンプルに仕上げた、ユニークな名刺デザイン。
34. 太ラインを利用しよう。
もしシンプルで、きつめのコントラストのデザインを検討しているときは、とても簡単なパターンを利用してみましょう。以下のサンプル例では、太い、山形パターンを利用することで、サンセリフ書体とも合わせやすい、ミニマルなパッケージデザインに仕上げています。
また、名刺やラベルタグにも同様のパターンを、ジグザグ状に利用することで、シンプルで、インパクトのあるブランディングを展開することができます。
35. シンプルなエレガントさを保とう。
以下のサンプル例では、幾何学パターンを利用した、よりシンプルでミニマルなデザインテクニックを採用しています。シンプルなラインと配色に合わせて、文字テキストのバランスを調整することで、エレガントで魅力的なデザインとなっています。
36. パターンを組み合わせよう。
手づくりパターンに、すっきりとした幾何学模様を組み合わせることで、印象に残るユニークなコントラストを表現することができます。
以下のサンプル例では、手書きでペイントされたパターンを組み合わせることで、エレガントで面白いエフェクトを完成させています。アナログとデジタルを融合し、自分だけの世界でひとつのパターンデザインを作成してみても良いでしょう。
37. 幾何学模様でポートレイトをつくろう。
幾何学パターンの利用方法に制限はなく、さまざまな方法に活用することができます。以下のサンプル例では、アーティストのポートレイト写真を、カラフルな幾何学パターンを立体状に魅せた、素敵な作品に仕上げています。
また幾何学パターンと一緒に、金色のゴールドテクスチャを利用することで、より高級感を演出することもできます。大胆なデザインに仕上げたいときは、ポートレイト・テクニックを活用してみましょう。
38. すこしだけアブストラクトに仕上げよう。
写真と幾何学パターンの使い方について、いくつか見てきましたが、以下のサンプル例も参考にしてみましょう。グリッド上に並べられたサークル円に、写真を重ねることで、デザインに意識を集中させることができています。
じっくり考えれたカットアウト・エフェクトに、鏡が反射しているようなエフェクトを再現することで、シンプルでとても効果的にデザインを魅せることができます。幾何学パターンのグリッドを用いて、写真を切り抜いたり、配置を移動させ、もっとも写真を強調できるポイントを見つけ出しましょう。
39. パターンで埋め尽くそう。
幾何学パターンは、美しいデザイン要素以外にも、とても機能的なツールとして活用できます。以下のサンプル例では、イメージ写真を重ねた六角形を並べることで、それぞれ各コンテンツ、ページ用リンクとして利用しています。
典型的なボタンリンクではなく、ペイントした幾何学パターンが、美しさと機能性を実現します。コンテンツを表示する方法として、幾何学パターンを取り入れることで、たくさんの情報を見た目よく、効果的に魅せることができるでしょう。
40. グリッドを活用しよう。
どんなシチュエーションにも柔軟に適応できる幾何学パターンは、以下サンプル例のように活用することもできます。グリッド状に配置されたドット点は、異なるロゴのバリエーションをつなげて作成するために活用できます。また作成したロゴのバリエーションを、ひとつの大きなデザインにまとめることで、ブランディングに反映することもできます。
41. すこしだけ質感を加えよう。
パターンデザインに質感を加えたいときは、控えめなテクスチャを重ねることで、印象をソフトに仕上げることができます。以下のサンプル例では、黄金の文字テキストを前面に、わずかな質感が素敵なパターンを組み合わせています。
簡単な点線やドットを加えるだけで、ファッション性のある個性を表現することができます。もしこの名刺デザインに、高級感のあるワイヤーフレーム系グラフィックを利用すると、くっきりしすぎてしまうでしょう。
42. 色々なものを図形のヒントにしよう。
以下のサンプル例では、ボードゲームをモチーフにしたブランディングを手がけた作品で、フラットな配色に、シンプルな図形を利用することで、見事にボードゲームのコンセプトを伝えています。プロジェクトに関連する、図形やデザインパターンを、デザインに検討できないか検討してみると良いでしょう。
43. シンプル・イズ・ベスト。
企業向けブランディングの参考にしたい、デザインパターンを探しているときは、落ち着いた配色を活用した、以下のサンプル例を確認してみましょう。さまざまなステーショナリーグッズに、すこしだけパターンを活用することで、プロフェッショナルな見た目を実現しています。
デザイン全体を幾何学パターンで塗りつぶす必要はなく、ときとしてシンプル・イズ・ベストとも言えるでしょう。
44. 8ビット・アートを取り入れよう。
8bitを基本とした、ファミコンやゲームボーイなど、ドット絵を連想させる、ブロック状のデザインを、鮮やかな配色と組み合わせることで、モダンで元気な雰囲気に仕上げています。
45. 金箔エフェクトをつかおう。
幾何学パターンに、メタリックな金属箔を加えることで、洗練された高級感を演出することができます。以下のサンプル例では、シンプルなサンセリフ書体に、宝石をモチーフにした配色パレットが美しい作品で、クラシックな雰囲気を見事に表現しています。
46. 面白いポートレイトを作成しよう。
幾何学模様にうまくハマった配色を利用することで、とても印象的なデザインを作成することができます。以下のサンプル例では、重ねるように赤と青でペイントされたポートレイト写真が、まるで2枚重なっているように見える、ユニークなデザインアイデアが採用されています。さらに加えて、幾何学パターンのおかげで、イメージ写真をよりユニークで、素敵に魅せることができています。
47. パターンをつかって、識別しよう。
会社の異なる部署や部門を識別するために、色分けする方法は優れたシステムで、幾何学デザインにも応用することができます。異なる色でペイントされた幾何学パターンは、デザインの美しさと同時に、機能性もばっちりです。
以下のサンプル例では、会社の部門ごとに異なる色のデザインパターンを利用した、スタイリッシュで洗練されたテクニックと言えるでしょう。
48. パターンそのものに着目しよう。
うまく配置、作成されたパターン素材は、注目の的となる、美しいフォーカル・ポイントとしても活用することができます。余分なイラストレーションなどは必要なく、シンプルなパターンが液体の色とコントラストを描き、ブランドイメージをそのまま表現することができています。
49. ミニマルスタイルを試してみよう。
ミニマルデザインと幾何学パターンを合わせることで、バランスのとれた組み合わせを実現できます。以下のサンプル例では、北欧デザインに影響を受けたパターンが、強力なコントラストを描き、北欧の自然を中心とした環境を、見事に反映しています。
青色の背景に、ミニマルな書体とシンプルな要素を組み合わせた表側に対し、裏側の山形パターンがうまくコントラストとなり、ブランド認知にもつながっています。
50. 繊細なパターンをつくろう。
特徴のある図形や、鮮やかな配色の代わりに、細い美しいデザインパターンを取り入れることで、機能的な美しさを、同じように表現することができます。以下のサンプル例では、とても細いシンプルなラインを使い、細字のフォント書体と組み合わせ、スッキリとしたエレガントで、プロフェッショナルな見た目に仕上げています。
さいごに。
幾何学パターンは、さまざまなところで利用されています。効果的なサンプル例を集め、どのようにデザインができているのか、じっくり考察してみることで、相違点を見つけてみましょう。では、デザインを楽しんで。
参照元リンク : 50 Stunningly Beautiful Geometric Patterns in Graphic Design – Canva Design School