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これでもう悩まない!2024年ロゴトレンド最新レポート

「2024年のロゴデザインってどうなるの?」

「どんなスタイルが人気?」

そんな疑問に応える、2024年のロゴトレンド最新レポート2024 Logo Trend Reportが発表されました。

この報告レポートは、数十年にわたってロゴデザインの変遷を見続け、40万個以上のロゴを集めた世界最大級のギャラリーサイトLogoLounge.comの重鎮Bill Gardner氏によるもの。

毎年恒例となっているレポート発表を楽しみにしている、というデザイナーも多いのではないでしょうか。

2024年のロゴデザインの特徴は、ずばり「遊び心と革新」。

ロゴが箱型になったり、角が切り取られたりとユニークなものが多い印象。流れるような流線形や、昔のピクセルアートも復活。

また、ステッカー風のデザインや、中心を強調したバンランスのとれたロゴも流行の兆し。美しい色が混ざり合うグラデーションも使われて、動きを感じさせるデザインが増えています。

01 | ロゴトレンド

目の錯覚を活用した「フラットボックス」

目の錯覚を利用して3D効果を2Dで再現するのが人気に。最近のロゴには、黒やオレンジの単色立方体が使われ、文字が加えられることで意味が伝わりやすくなっています。

さらに、ブランドは立方体が形を変えるアニメーションでその可能性を表現したデザインも増えています。

02 | ロゴトレンド

角を削った「コーナーチョップ」

三角形のロゴは尖りすぎて敬遠されがちですが、今年はその角を削るデザインが注目されています。角を削ることで3D効果や陰影を生み出し、タイポグラフィーにも個性をプラス。

特に製造業やテクノロジー分野で人気。

03 | ロゴトレンド

楕円形がアツい「エリプス」

楕円形は円に比べて立体感や動きを表現しやすいデザイン。ブランドの個性を引き立てるだけでなく、音楽のイコライザーのようなデジタル感や、回転・動きを示すデザインにも最適です。

さまざまな視点や複数の要素を組み合わせることで、独自の印象を与えることも可能に。

04 | ロゴトレンド

ピクセルアートが再登場「ピクセル・ドロップ」

1980年代の8ビットピクセルアートが再び注目を浴びています。以前ピクセルアートは使い過ぎで古臭いとされていましたが、新しい世代がこのレトロな美学を取り入れ、最新スタイルと融合させたことで人気に火が。

最近ではピクセルが主役ではなく、伝統的なタイポグラフィと融合し、ブランドのストーリー性を体現したデザインが増えています。

05 | ロゴトレンド

「ベルボトム」風のセリフ書体

「ベルボトム」のようにセリフの端が広がったフォントが注目されています。アール・ヌーボーの影響を受けたこのスタイルは、動きと独自性を加え、シンプルから華やかまで幅広く使われています。

06 | ロゴトレンド

とろけてつながる「リキッド・ブリッジ」

角を柔らかくして「液体橋」のようなつながりを作るトレンドが話題に。これによって、ロゴに流れるような柔らかさと親しみやすさをプラス。

現代的なつながりや感覚を表現し、デザインの自由度が広がるため、最新トレンドを先取りするチャンス。

07 | ロゴトレンド

混沌の中の秩序「ミックス・スティックス」

わずかに歪んだ円や傾いた長方形が独自の魅力を引き出すロゴトレンド。完全な形ではなく、意図的な不完全さがブランドに独特なストーリーを加え、混沌の中に秩序を見つける、いまの時代背景を反映したようなデザイン。

08 | ロゴトレンド

笑顔を超えて!「スマイリー」

1963年、シンプルな笑顔のロゴが登場し、何十億ものアイテムに使われてきました。今年は、笑顔なしの「ドット」ロゴが話題に。二つの点をさまざまな形に追加し、ロゴに人間らしい印象とバランスを加えたデザイン。

09 | ロゴトレンド

ステッカーがロゴに?新トレンド「ステッカー」

ステッカーのような影やディテールを取り入れたロゴが増え、スポーツマスコット風やバッジスタイルも人気です。自己表現の新しい形として根付いていきそう。

10 | ロゴトレンド

中心に込めた意味!「センターポイント」

アスタリスクのように、多くのデザインで使われているシンボルですが、最近は「V」や矢印を中心に配置したロゴが増えています。このデザインによって中心の負荷を軽減し、ネガティブスペースを活用した「隠し」デザインが人気。

11 | ロゴトレンド

矢印、進化中「ポインター」

古代から使われてきた矢印は、時代に関係なく人気のデザイン要素のひとつ。矢印の羽根がなくなり、線だけで方向や成長を示すデザインが増加中。

たとえばTangentのロゴ(左上)では、矢印で未来の進む方向を表現しています。シンプルだけど、わかりやすくメッセージ性のあるロゴが注目を集めそう。

12 | ロゴトレンド

バランスの芸術「バランス・アクト」

ロゴデザインにおいて対称性と安定感が求められるトレンド。シンプルでありながらも重厚感があり、重さや角度のバランスが絶妙で、どんな背景でもしっかりとした印象を与えます。曲線と直線を組み合わせたデザインが、優雅さと技術を兼ね備えたロゴを生み出しています。

13 | ロゴトレンド

ロゴデザインの新潮流「パッセージ」

まるで通り抜けループのようなデザインが特徴で、星や鍵穴、アーチ形の入り口など、形状によって物語やストーリー性を表現できます。

グラデーションカラーや線を使えば、「経過」をビジュアル化でき、出口の有無がポイントに。どこに向かうのか、またただ深さがあるだけなのかが、デザインの大きなポイントになってきます。

14 | ロゴトレンド

レーダーのような動き「レーダー・スウィープ」

グラデーションを使って動きや変化を表現するデザインスタイル。レーダーのスイープアームをイメージしたデザインで、時間や空間の移り変わりを示し、デジタルブランドにぴったりなスタイルです。

15 | ロゴトレンド

新時代の星型ロゴ「ノヴァ・スター」

AIやテクノロジーを象徴する新しい星型ロゴを見かけたことがあるかもしれません。特に、4つのポイントを持つ「ダズル」スタイルの星が人気。

星は神秘的な印象を与え、信頼性やイノベーションを表現するデザインとして利用するのに最適。ロゴにおける星の形はまだ進化中で、これからのデザインのキーポイントとなるでしょう。

2024年のロゴデザインの特徴

いかがでしたでしょう、もう一度2024年のロゴデザイントレンドをおさらいしてみます。

  • 箱型デザイン: ロゴが四角い形に変形し、遊び心や実験的な要素を取り入れている。
  • 角の切り取り: ロゴの角を意図的に削ることで、視覚的なアクセントや動きを加えている。
  • 楕円形の使用: 楕円を使ったデザインが流行し、動きや時間の経過を表現している。
  • ピクセルアートの復活: 8ビットのピクセルアートが再登場し、ノスタルジックでユニークな見た目を提供。
  • セリフの変化: ベルボトムのような広がったセリフで、クラシックなスタイルに新しいひねりを加えている。
  • 液体のようなデザイン: ロゴが流動的で、つながりや柔らかさを感じさせる。
  • ランダムな線の組み合わせ: ランダムに配置された線や形状が、特異なデザインを作り出している。
  • スマイリー: シンプルな笑顔のアイコンが再び人気で、親しみやすさを演出している。
  • ステッカー風: ロゴがステッカーのように見えるデザインが増加し、カジュアルでユニークな印象を与えている。
  • 中心点の強調: ロゴの中心にフォーカスを当てたデザインが、強調やバランスを表現している。
  • 矢印の使用: 動きや方向性を示すために、矢印がデザインに組み込まれている。
  • バランス感覚: 緻密なバランスを保ちつつ、視覚的に安定感のあるデザインが注目されている。
  • 通路のイメージ: ロゴが通路や入り口のような形で、物語やジャーニーを示唆している。
  • レーダースイープ: グラデーションを使って動きや変化を表現するデザインが人気。
  • ノヴァスター: AIやテクノロジーを象徴する4つのポイントを持つ星型デザインが注目されている。

まとめ

2023年のロゴトレンド予想と比較すると、人気スタイルの流れをそのまま継承しているものもあるようです。

「ロゴデザインを作ったことない」という人は、無料で使えるロゴ作成ツールの利用も検討してみましょう。また、無料のロゴ用テンプレートを利用すれば、文字を編集するだけで手軽にオリジナルロゴを作成できます。

作成したロゴを魅力的にしたいときは、AdobeFireflyで3Dロゴを生成するのもおすすめですよ。

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