Figmaコミュニティは、デザイナーが自分の作品を共有し、他のデザイナーからフィードバックを得ることができる、Figma専用プラットフォームです。
UIキットやアイコンセット、現在作成中のライブデザインなど、さまざまな種類のデザインファイルを見つけることができます。
無料ダウンロードでき、「アイデアやインスピレーションが欲しい」、「他のFigmaユーザーが、どのようなことしているのか見てみたい」、というときにもオススメです。
ここでは、今年5月に開催された、Figmaコミュニティアワード受賞の便利プラグインを、まとめてご紹介します。
Web制作の作業効率がアップする、便利なFigmaプラグインが揃います。
これからはじめようというひとは、まず知っておきたい、機能や使い方をまとめたFigma基本ガイドも参考にどうぞ。
Figmaコミュニティアワード受賞の便利すぎるプラグイン9選
Sketch Elements Brushes Set
どれも手書きっぽさを残した、1300以上のベクター素材を収録したライブラリ。
デザインのあしらいや注釈、矢印や吹き出し、リボン、強調ハイライト、アイコン、イラストなど、どれもよく利用するデザインばかり。
Ant Design Open Source
Auto Layoutなど、レイアウトグリッドなど、Figmaの優れた機能を最大限活用し、50以上のコンポーネントを利用できるデザインシステム。
カスタマイズも自由にでき、常に最新バージョンに更新されており、使いやすさも◎。
日本では、デジタル庁が公開のデザインシステムも、一緒に確認しておくと良いでしょう。
CJM – Customer Journey Map
ユーザーが商品・サービスをはじめて知ってから、購買するまでのプロセス、「カスタマージャーニーマップ」を、Figjamで簡単に作成できるテンプレート。
Micro-interactoins – Prototyping
ユーザーの行動に対するフィードバックや、状況の変化をわかりやすく伝え 、ウェブ体験を向上させることができる、「マイクロインタラクション」。
このプラグインを使えば、Figmaでマイクロインタラクションを、プロトタイプ化できます。
詳しい使い方をまとめた動画チュートリアルも参考にしてみると良いでしょう。
Remote Design Sprint
製品、サービス、またはプロセスにおけるアイデアを試すために、5日間という短期間で解決策を探る、「デザインスプリント」。
もともとGoogleが開発した手法のひとつで、このプラグインを使えば、リモート環境でデザインスプリントを実施できます。
Similayer
複数のレイヤー名を、まとめて同時に変更したいときに便利なプラグイン。
さまざまなプロパティを元に、類似したレイヤーを瞬時に選択することができ、ほんの数クリックするだけで、簡単にコンポーネントやスタイルの変更を行うことができます。
FigJenda
ミーティング中に、話すべきポイントや時間を記録し、すべて整理した状態で再生できる、便利なプラグイン。
ワークショップや会議の議題を決め、絵文字と制限時間を設定し、再生ボタンを押すだけで、はじめることができます。
css.gg
700種類を超える、ホームページで必要最低限必要な、UIアイコン素材700種類以上が、CSSとSVG,Figmaファイルでまとめられたライブラリ。
複数のSVGアイコンをまとめて呼び出すことができる、SVGスプライトにも対応しており、Web制作で便利。
Content Reel
仮のダミーテキストやアイコン、画像などを自動で追加できるプラグイン。
名前や電話番号、住所、日付、メールアドレスなどから選ぶことができ、ワンクリック簡単操作もポイント。
Web用ダミー画像生成サービスと合わせて活用すると良いでしょう。
Rock Paper Scissors
一緒に共同作業を行っているチームや友人と、じゃんけんができる、Figjam用の面白プラグイン。
Figmaの便利プラグインやツールを強化中
アドビが買収したことでも話題となった、Fimga。
「こんな機能があればいいのに」というときも、プラグインを利用することで、自分好みにアプリの使いやすさをカスタマイズできる点も、人気の理由でしょう。
これまでに紹介したプラグインやツールも、一緒に活用して、より快適なデザイン環境にしてみましょう。