今回はデザインの基本を振り返ってみましょう。まず機能的なデザインについて考える前に、デザインの核となるどのような要素や、コンセプトを理解しておく必要があるでしょう。いつの時代も変わらない考えのひとつに、10個のデザイン基本要素の概要を知ることで、この質問にうまく答えることができるかもしれません。
今回は要約された10個のポイントを、分かりやすく図式化したインフォグラフィクInfographic: 10 Basic Elements of Designと一緒に見ていきます。
詳細は以下から。
10個の基本的なデザイン要素とは?
1 線(Lines)について
線(英: Lines)は空間を分割したり、特定の場所に注目をあつたいときに使いましょう。
2 色(Colors)について
色(英: Colors)は雰囲気やムードをつくり、それぞれの色には異なる意味合いを持っています。線や形シェイプ、テクスチャ、背景、タイポグラフィーに適用することが大事です。
3 形(Shape)について
形(英: Shape)を用いることで興味を持たせることができ、デザインの一部を強調したいときに使いましょう。様々な形がどのように作用するのか考えながら利用するとよいでしょう。
4 空間(Space)について
デザインの一部に空間(英: Space)を残すことで、全体のイメージを改善することができます。線や形の間にできる空間(ネガティブスペース)は、他のデザイン要素のように見せることができます。
5 テクスチャ(Texture)について
テクスチャ(英: Texture)はより3Dの立体感を演出することができ、仮想空間でありながらあたかも物理空間に入り込んだ印象を与える(英: Immersive)ことができます。
6 タイポグラフィ(Typography)について
言葉はもちろん重要ですが、それと同じくらい文字のスタイルも重要になります。
7 比率とサイズ(Scale/Size)について
比率やサイズ(英: Scale & Size)を調整することで、よりデザインに興味を持たせ、強調することができます。
8 優越と強調(Dominance & Emphasis)について
ひとつの要素を他に比べて大きくしたり、目立つようにすることでよりコントラストを強調することができます。
9 バランス(Balance)について
均等に整っていない左右非対称のアシンメトリーは、自然と注目を集めますが、左右対称のシンメトリーにも相応の価値があるでしょう。
10 調和(Harmony)について
すべてのディテールは、それぞれ調和がとれていることが重要です。ときとして素朴こそ美学(英: Less is more)でもあるでしょう。
インスピレーションや良いアイデアだけでなく、基本を理解することもデザインには大切だということを再確認させてくれるプロジェクトです。
参照元リンク : Infographic: 10 Basic Elements of Design – Creative Market Blog