カラフルで美しいロゴデザインの効果的なつくり方まとめ

海外サイト Design Your Way で公開された Bright colorful logos showcase: Awesome logos to inspire you より許可をもらい、翻訳転載しています。

 

ブランドのリニューアル、変更を検討しているひとは、色鮮やかなカラフルロゴを検討してみませんか。カラフルなロゴは、ブランドの注目を集めることができ、認識しやすくしてくれます。

 

この記事では、カラフルな配色を使ったブランドロゴの作成ポイントをご紹介します。同時に、参考にしたいカラフルなロゴデザインのサンプル例も一緒にまとめています。

 

 

カラフルなデザインを選ぶ理由とは?

intro

 

カラフルなロゴは、ブランドが伝えたいメッセージをうまく伝える手助けとなります。これは、すべての色が異なるメッセージや意味をオーディエンスに伝えることからきています。

 

たとえばオレンジ色のロゴは、金色と似ているにもかかわらず、異なるメッセージを伝えます。ブランドロゴに配色を利用する場合、ユーザーとのコミュニケーションで威力を発揮し、ユーザーにとってより魅力的みせることに役立ちます。

 

 

各色のもつ意味合いについて

  • 赤系ロゴ: 若々しさや大胆さ、興奮
  • オレンジ系ロゴ: 陽気さ、フレンドリー、自信
  • 黄色系ロゴ: 陽気さ、温かさ、楽観的
  • みどり系ロゴ: 平和的でヘルシー。健康  やヘルス、持続性(英: sustainability)を表現したいときに。
  • 青色系ロゴ: 信頼性、強さ、頼りになる心強さ
  • むらさき色系ロゴ: ラグジュアリー、高級感、クリエイティブ、慎重さ
  • 灰色系ロゴ: 控えめさ、バランス、調和のとれたハーモニー

 

ご覧の通り、利用する色によって伝えることができるメッセージ性や魅力が決定します。カラフルなロゴは、ブランドにとって重要なデザイン要素と言えるでしょう。

 

自分自身のブランドに最適なロゴカラーを選ぶことで、ブランドの背景や強み、価値観などをうまく伝えることができ、あなたにとってふさわしいオーディエンスを引きつけることができるでしょう。

 

もし、ブランドのメッセージ性やコンセプトに合っていない配色を選ぶと、デザイン全体が台無しとなってしまいます。では、どのような配色を活用すれば良いか詳しくみていきましょう。

 

これだけは知っておきたい、色の基本原則まとめました。

 

 

カラフルなロゴに使える色彩の配合、カラースキーム

 

類似色(英: Analogous):

選択したメインカラーの両隣にある色を加えた配色。このタイプの配色は、どんなデザインプロジェクトにも適用しやすい、多彩性がポイント。またあらゆる文化圏で共通したスタイルのひとつ。

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補色(英: Complementary):

選択したメインカラーの反対側にある色との組み合わせを指し、赤/みどりや、青/オレンジなど。補色カラーは、ハイコントラストが特長ですが、バランスや調和が取りにくく、適用しにくい点も。

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トライアングル(英: Triadic):

メインカラーを支点として三角形を描いてた配色を指します。2色以上を使いたいときにベストな配色パターン。補色カラー同様に、鮮やかな配色にも便利。

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ナチュラルカラーロゴ(英: Naturalistic):

自然をモチーフにしたナチュラルなロゴデザインに仕上げたいときは、コンセプトとなるオブジェクトや画像から配色を抽出することができます。うまくロゴが目立つように、色合いを調整することがポイント。

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レインボーカラー配色(英: Rainbow):

3色以上のマルチカラーを利用することで、表現したいデザインコンセプトに応じて、自由に配色を利用できるテクニック。ただし、調和の取れた美しい配色を心がけましょう。

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より詳しい色の組み合わせについては、以下のエントリーを参考にしてみてはいかがでしょう。

デザイナーが知っておきたい、配色の基本原則10個まとめ

配色選びに困ったら確認したい、色の組み合わせ用チートシート The Ultimate Combinations Cheat Sheet

 

 

カラフルな配色の参考サンプルロゴ例

Shooting star & Quotation

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ZEROES – smart banking alternative

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Voom

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♡ beat

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Slack

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Cosmic Mining

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Frisbee

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PlayStation logo redesign

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Garbanzo

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Inflow

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Natoni

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Z Logo

色の心理学をうまく利用したサンプル例のひとつで、黒い背景にくっきり映えるピンクとむらさき色のグラデーションカラーを使って作成されています。こうすることで、魅力的で引き立つロゴデザインに仕上げることができます。

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Popfn

太字とグラデーションを組み合わせたネオンスタイルのロゴサンプル例で、魅力的で立体的なデザインが特長。

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Chrislago

2色のシンプルな組み合わせだけで、カラフルで効果的な配色を作り出すことができる例として。

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VW Aloha By elevencreative

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Petals

美しいグラデーションカラーを使って立体的な3Dデザインを表現するロゴテクニック。

petals

 

 

Ups

茶色を使った配色は、他のロゴから目立たせるのに効果的な色使いと言えるでしょう。色自体は地味に見えるかもしれませんが、魅力的で温かみのあるデザインに仕上げられています。このサンプル例では、新しく黄色を加えたことで、より温かく親しみやすいデザインに生まれ変わりました。

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カラフルロゴを作成するときのポイントは?

ブランドやロゴに合った配色を作成することで、オーディエンスにうまくメッセージを伝えることができ、他のロゴデザインから目立たせることにも役立ちます。

 

ポイントとしては、ブランドの背景にある価値観をうまく伝えながら、無数にあるロゴデザインの中から際立つデザインを見つけることが重要となります。

 

 

カラフルなロゴ作成に関するリソースまとめ

 

最新のロゴデザインに関するトレンドを知りたいときに。

これだけは知っておきたい!ロゴデザインのトレンド、テクニック15個総まとめ【2019年版】

どうなる2019年のロゴデザイン?知っておきたい最新人気トレンド6個まとめ

 

配色選びに悩んだときに便利なツールをまとめています。

【2021年版】もう配色デザインには迷わない!すごい無料カラーパレットツール83個まとめ

 

ロゴをサクッと作成したいときに。

現役デザイナーが教える、ロゴを5分以内に無料で作成するテクニック

【Photoshop&Illustrator対応】 最高のロゴをつくろう!無料ロゴテンプレート72個まとめ

フリーフォントで完成!ミニマルな無料ロゴテンプレート総まとめ(Photoshop / Illustrator 対応)

 

デザインの基本、基礎をまとめているので、ロゴ作成する前に目を通しておくと良いでしょう。

ずっと使える、デザインの基本まとめました。【2020年改訂版】

これだけは知っておきたい、色の基本原則まとめました。

人気デザイナーが明かす!カラー配色の秘密テクニック10個まとめ

デザイナーが知っておきたい、配色の基本原則10個まとめ

 

 

さいごに、。

いかがでしたでしょう。もしカラフルな配色をつかったロゴを作成するときは、色のもつ意味合いと伝えたいメッセージ性を確認してみましょう。カラフルで素晴らしいロゴデザインの鍵は、伝えたいメッセージをはっきりと決めることで、オーディエンスをうまく惹きつけることができるでしょう。

 

ではデザインを楽しんで!

 

参照元リンク: Bright colorful logos showcase: Awesome logos to inspire you – Design Your Way