完璧な写真を撮影する方程式はありません。
しかし、これから紹介する20個のガイドラインを利用すれば、つまらない写真の構図を魅力的に改善することができるでしょう。
このチュートリアルでは、写真の仕上がりがグッと良くなる、20個の構図テクニックを参考サンプル例と一緒に見ていきましょう。もっとも基本的なガイドラインにはじまり、より複雑で高度なテクニックまでまとめています。
コンテンツ目次
- 0. 構図ってなんだろう。
- 1. 三分割法
- 2. 中央揃えと左右対称
- 3. 前景シーンと奥行き感
- 4. 枠のなかの枠
- 5. リーディング・ライン
- 6. 対角線と三角形
- 7. パターンと質感
- 8. 奇数の法則
- 9. フレームを覆いつくそう。
- 10. 余白スペースを利用しよう。
- 11. シンプルさとミニマリズム
- 12. 被写体のみ切り抜こう。
- 13. 視点を変えてみよう。
- 14. 配色の組み合わせを考えよう。
- 15. 余白の法則
- 16. 左から右の法則
- 17. 被写体のバランスをとろう。
- 18. 横に並べてみよう。
- 19. 黄金三角形
- 20. 黄金比
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まずは基本となる、こちらの4つの構図をマスターしてみると良いでしょう。
構図ってなんだろう?
まずは、「構図」の意味を知っておく必要があるでしょう。構図とは、シーンの中にあるさまざまな要素を、フレーム枠の中でアレンジ、配置する方法を指します。
これから紹介する構図テクニックのほとんどは、芸術アートの世界で何千年も昔から利用されており、写真撮影の際に魅力的な構図に仕上げるのに役立ちます。個人的には、いくつかのガイドラインをいつも念頭において、撮影を行っています。
1. 三分割法 (英: Rule of Thirds)
まず基本となる写真撮影テクニックのひとつが三分割法(英: Rule of Thirds)です。三分割法はとてもシンプルなテクニックで、画面フレームを等間隔に引いた水平線と垂直線2本ずつにより9等分します。多くのカメラ製品にも、この機能が実装されています。
アイデアとしては、線同士の交点上に、デザインのもっとも重要な要素を配置すると、バランスが取れた安定した構図になります。メインとなる対象を中心にしてしまいがちですが、三分割方を利用してすこしずらして配置することで、より魅力的な構図に仕上げることができます。
上記サンプル例では、水平線を下のラインに大まかに合わせ、もっとも近くて、大きい木を右に配置しています。写真の真ん中に大きな木を置いてしまうと、これほどのインパクトは演出できません。
上記サンプルでは、水平線を一番上のラインに揃え、ほとんどの建物は中央のカラムに集め、もっとも大きな教会は水平線に近い、フレームの右側に配置しています。
2. 中央揃えと左右対称(英: Centered Composition and Symmetry)
上記テクニックでは中心に対象オブジェクトを置かないように言いましたが、こちらのテクニックは全く逆です。対象オブジェクトをフレームの中心に配置したいとき、左右対象のは効果的なシーンを表現でき、正方形フレームにも最適です。
上記サンプル例は、故郷ダブリンで撮影した写真で、完全に中央揃えの構図となっています。建築物や道などは、中央揃えで撮影しやすいでしょう。
反射や映り込みのある写真も、左右対称の構図を利用するチャンスです。上記サンプルでは、左右対称テクニックと三分割法を組み合わせて撮影しています。木はフレームの右側に配置され、湖に反射する様子が左右対称を表現しています。
3. 前景シーンと奥行き感(英: Foreground Interest and Depth)
シーンの前景に興味のある被写体を置くと、うまく奥行き感を追加することができます。写真はもともと平面的ですが、前景にシーンに興味のあるものを配置することで、立体的な雰囲気を演出できます。
上記サンプル例では、川の中になる石が前景シーンとなっているのが分かります。特に、ワイドアングルのレンズで撮影するときに役立つテクニック。
上記サンプル写真は、波止場にある船のドックが、前景シーンとなっている分かりやすい例です。この写真を撮影したとき、船のドックは数メートル手前にあり、奥に見える橋や建てものと一緒に映すことで、立体感を演出しています。
4. 枠のなかの枠(英: Frame within the Frame)
フレームの中にフレームを利用するテクニックも、奥行き感を演出したいときに効果的です。窓やアーチ、小枝などをフレームに収めましょう。「フレーム」は被写体全体を囲っている必要はありません。
上記サンプル例では、アーチ状の入り口をフレームにすることで、奥に見える教会を撮影しています。このアーチ越しの景色は、ルネッサン時代でも一般的なテクニックで、肖像画に奥行き感を追加するのに活用されていました。
フレームは、アーチや窓などの人工物である必要もありません。以下のサンプル例では、右端に見える木の幹をフレーム代わりに使うことで、うまく端やボートハウスを撮影することができました。このように、フレームで囲まなくても、奥行き感を演出できることを覚えておきましょう。
5. リーディング・ライン(英: Leading Lines)
リーディング・ライン(英: Leading Line)は、見ている人の視線をもっとも重要な要素へと集めるのに役立ちます。小道や壁、パターンなどなんでもリーディングラインとして活用できます。以下の写真をサンプル例として見てみましょう。
舗装された敷石のパターンをリーディングラインとして利用しています。地面にある直線はすべて、遠くにあるエッフェル塔に向かっています。またこの写真では、中央揃えテクニックも一緒に活用しています。周りをうまく左右対称にすることで、構図をより引き立てることができるでしょう。
また上記サンプル例のように、リーディング・ラインは必ずしも直線である必要はありません。実際にカーブラインはとても魅力的な構図の一つで、右に曲がっていきながら、最終的に木の方向にスイングしています。ここでは、三分割法も一緒に利用しています。
6. 対角線と三角形(英: Diagonals and Triangles)
三角形と対角線は「動的な張力(英: Dyanmic Tension)」があると言われますが、「動的な張力」とは一体どういう意味でしょう。やや説明がむずかしいのですが、水平線と垂直線は安定感があると考えてみましょう。水平線上に立っている人に比べ、坂道に立っている人は安定感はありません。日常生活であまり使われないこともあり、対角線の使い方はあまり慣れていないのが現状です。
以下のサンプル例では、たくさんの三角形と対角線を活用しています。まず橋そのものが三角形となっています。次にフレームの右側にあるリーディングラインは、どれも対角線となっており、すべてが一点に交わっています。
以下のサンプル例では、隠れた三角形と対角線によってダイナミックな構図を実現しています。ここでも日常とは異なる視点で建物を見ることで、うまく興味を惹くことができています。
7. パターンと質感(英: Patterns and Textures)
人間は本能的にパターンに魅了されます。視覚的に魅力的で、見事な調和を描きます。パターンは橋などの人工物から、自然に咲いている小さな花の花弁まで、なんでも表現でき、写真にパターンを取り入れることで、心地よい構図に仕上げることができるでしょう。
チュニジアで撮影された上記サンプル例を見てみましょう。一枚目は敷石をパターンとすることで、ドーム状の建てものに視線を集めています。そしてその建てもの自体にも、アーチ状のパターンが利用されています。またドーム型の屋根も、周りを囲んでいるアーチ装飾をうまくサポートしています。
2枚目の写真では、地面の石の質感を、光と影をつかって撮影しています。小道の壁や天井のユニークな質感が、一緒に表現されているのが分かります。また小道の入り口にも「枠のなかの枠」テクニックを利用し、奥に見えるカフェが描かれています。
8. 奇数の法則(英: Rule of Odds)
奇数の法則(英: Rule of Odds)は、被写体の数が奇数のとき、より魅力的に仕上げることができるテクニックです。この背景には、被写体の数が偶数だと、どれに注目していいかわからなくなってしまい、奇数を利用することでよりナチュラルで、目にも優しく仕上がるという考えがあります。
しかし個人的には、例外のケースばかりだと思っています。もし4人兄弟だったらどうでしょう?まだまだ可能性を探る必要があるテクニックのひとつと言えるでしょう。
上記サンプル例は、奇数の法則が利用されています。ここでは3つのアーチを用い、さらに三人の人がフレームの中に映っています。同時にこの構図では、「パターン」テクニックと「枠の中の枠」テクニックも応用しているのが分かります。
ベニスのゴンドラ乗りを撮影した上記サンプル写真では、奇数の法則が完全に無視されています。二人の男性のあいだを視線が行ったり来たりしてしまいますが、これこそが二人が行っている会話を表現しています。このように偶数でもテーマによってうまく利用できるでしょう。
9. フレームを覆いつくそう。(英: Fill the Frame)
特定のシチュエーションでは、被写体の周りにスペースを残さないよう、フレームを覆いつくすことで、効果的な構図を表現できます。被写体のみに視線を完全に集めることができ、遠くから撮影された写真では見ることのできないディテールまで確認することができます。
実際に写真を撮影するときは、被写体にグッと近づくことで被写体だけを切り抜くことができます。こうすることでよりオリジナリティーの高い、ユニークな構図に仕上げることができるでしょう。
上記サンプル例の1枚めでは、ライオンの頭などは切り取り、顔部分のみでフレームを埋めています。 こうすることで目や毛並みなどまでじっくり観察することできます。ここでは、三分割法テクニックも一緒に利用しています。
2枚目の写真では、建物の周りに少しだけスペースを残すことで、正面から見た細かい建築様式まで表現することができています。
10. 余白スペースを利用しよう。(英: Leave Negative Space)
ひとつ前のテクニックとは反対に、被写体の周りにたっぷりな余白スペースを残すことで、とても魅力的な構図に仕上げることができます。シンプルでミニマルな雰囲気を表現し、邪魔されることなく被写体のみに注目することができます。
上記サンプル例では、もちろん銅像がメインの被写体で、周りには十分すぎるスペースを残すことでシンプルさを表現しています。同時に三分割法テクニックを利用し、銅像をフレームの右側に配置しています。
11. シンプルさとミニマリズム(英: Simplicity and Minimalism)
「Less is More(少ないほど、豊かである。)」という考え方にもあるように、シンプルさは構図にとって強力なツールです。写真撮影におけるシンプルさとは、メインの被写体の邪魔にならない背景をつかった写真を指します。また一定の部分にのみズームすることで、特定の部分に注目を集めることができ、シンプルな構図を描きやすいでしょう。
上記サンプル例の1枚目では、庭に生えている草にしずくが乗っている様子をズームして撮影することで、シンプルですが、美しさをうまく表現できています。実際の撮影では、マクロレンズがとても役立ちます。
次の写真では、ごちゃごちゃしていない背景をバックに、木に注目を集めています。「余白スペース」テクニックを利用することでシンプルなミニマルな雰囲気に仕上げています。また同時に、「三分割法」テクニックと「リーディング・ライン」テクニックを活用しています。
12. 被写体のみ切り抜こう。(英: Isolate the Subject)
被写界深度(英: Depth of Field)の浅い状態による被写体の撮影は、シンプルな構図を表現する効果的な方法です。被写体の邪魔になる背景をぼかすことも多く、特にポートレイト写真で利用される構図テクニックです。より詳しいカメラの設定については、こちらのチュートリアルよりどうぞ。
上記サンプル例では、ぼかした背景をバックに、箱に隠れた猫を撮影しています。シンプルな構図が欲しいときに役立つテクニック。
13. 視点を変えてみよう。(英: Change Your Point of View)
多くの写真を目線の高さで撮影されています。高いところに上ったり、床にしゃがんで撮影することで、より魅力的でオリジナル性の高い構図を表現できます。
パリの夜景を撮影した上記サンプル例は、15階建てのビルの屋上から撮影しています。高い位置からの視点は、素晴らしい景色を捉えることができ、特に夜景は最高です。
ときには完璧なポイントを見つけるために、濡れてしまうこともあるでしょう。アイルランドで撮影した上記サンプル例では、石の上の美しい水の流れを捉えることができています。このあと体を温めるために、ホットウイスキーが必要でしたけど。
14. 配色の組み合わせを考えよう。(英: Look for Particular Colour Combinations)
色そのものの使い方は、構図で案外見落とされがちなツールの一つです。グラフィックやファッション、インテリアデザイナーにはおなじみの配色の基本原則です。色同士を補う色の組み合わせは、より魅力的な見た目に仕上げることができます。
上記カラーホイールを見てみましょう。選択したメインカラーの反対側にある色との組み合わせを「補色(英: Complementary)」と言います。写真を撮影するときは、補色をつかったシーンを見つけることで、素敵な構図に仕上げることができるでしょう。
上記サンプル例では、青と黄色の組み合わせを利用して撮影しています。建てものを照らす黄色のイルミネーションが、薄暗い青空との美しいコントラストを表現できています。
上記サンプル例では、赤と青色の組み合わせを補色として効果的に利用して撮影されています。特に夕暮れあとの空を背景に、街なかを撮影することで、建物やライトがより美しく見せることができるのでオススメです。
15. 余白の法則。(英: Rule of Space)
余白の法則(英: Rule of Space)は、被写体の向きや動きている方向に関連しています。実際に、ボートを撮影した以下の写真をサンプルとして見てみましょう。
ここではボートがフレームの左側に配置することで、まるで左から右に動いているように見えます。また、ボート後方にくらべ前方のスペースを大きく開けることで、ボートが川を進んでいる様子を表現できます。
この「余白の法則」テクニックは、人を撮影するときに活用できます。上記サンプル例では、歌を唄うミュージシャンは右方向を見ることで、フレーム右側全体に注目を集めています。こうすることで、フレームの右上で踊るカップルに目が行くようになるでしょう。
16. 左から右の法則。(英: Left to Right Rule)
イメージ写真を読み取るとき、文字と同じように左から右に認識するという理論を背景に、動きのあるポートレイト写真では、左から右の流れ、フローにするよう提案されています。しかし、国によって読む方向も異なりますし、アラビア語は右から左に読み進めます。実際、右から左の「フロー(英: Flow)」を表現した素晴らしい作品はたくさんあります。
上記サンプル例では、「左から右の法則」を利用して、犬と歩く女性を撮影しています。また同時に、「三分割法」テクニックも利用しています。彼女の前方に余白スペースをたっぷり確保することで、動きを表現しています。また、「枠のなかの枠」テクニックを利用している点にも注目です。
17. 被写体のバランスをとろう。(英: Blance Elements in the Scene)
この構図ガイドライン、一番最初のテクニックは「三分割法」でしたが、このテクニックを効果的に活かすことができないケースがあります。こんなときは、メインの被写体より小さくしたり、重要度が低い要素と一緒に撮影してみましょう。メインの被写体に注目が集まりすぎることなく、バランスの良い構図に仕上げることができます。
上記サンプル例では、もっとも重要な被写体をフレームの左側に配置し、奥に見えるエッフェル塔を一緒に含むことでうまくバランスを取っています。
先述した「余白スペースを利用しよう」というテクニックを否定していると感じるひともいるでしょう。また、「奇数の法則」にも反しています。しかし、はじめに述べたように、写真の撮影に完璧な構図を表現できる方程式はないので、すべては経験が大切になってくるでしょう。
上記のサンプル例では、フレームの右側にもっとも重要な要素を配置し、遠くに見える教会をフレームの左側にすることでバランスを取っています。遠近法を利用することで、遠くのものが小さく映り、写真の奥行き感を表現できます。
18. 横に並べてみよう。(英: Juxtaposition)
並列(英: Juxtaposition )は、写真撮影において役立つ構図ツールのひとつです。並列テクニックとは、2つ以上の被写体を並べることで、お互いにコントラストまたは、サポートさせる撮影技法です。どちらのアプローチも、ストーリーを伝えるのに重要な役割を担っているテクニックと言えます。
パリで撮影した上記の写真をサンプルに見てみましょう。写真の下半分は、ごちゃごちゃとした露天の風景ですが、上部分の中心にはノートルダム大聖堂が映っています。2つの視点から切り取ることで、異なる方法でパリの街を表現しています。
上記のサンプル例では、車の背景にカフェをいれて撮影することで、お互いがうまくサポートしあっているのが分かります。
19. 黄金三角形。(英: Golden Triangles)
黄金三角形(英: Golden Triangles)テクニックは、「三分割法」テクニックにとても似ています。まず2点を結ぶ対角線を引き、残った2点から対角線に向かって垂直に線を引きましょう。
このように構図を分割し、三角形をたくさん作り、三分割法を一緒に利用することで、以下のようなサンプル写真の構図を実現することができます。
この写真では対角線を利用することで、長い2辺と短い辺の長さの比が黄金比になっている、魔法の二等辺三角形となり、光の流れにそれに沿っているのが分かります。またフレームの左側にある建物も、小さな三角形と揃って配置されています。
上記サンプル例では、「三角形の法則」がより控えめに利用されています。対角線上に銅像を並べることで、視線はエッフェル塔へと誘導されます。左側のラインはエッフェル塔でちょうど重なっている点もポイント。三角形の法則を構図に取り入れるのはむずかしく聞こえるかもしれませんが、見事な写真を撮影できるでしょう。
20. 黄金比。(英: Golden Ratio)
まず「黄金比(英: Golden Ratio)」とは何でしょう。黄金比は、ひとつの線を a, b の長さで 2 つに分割するときに、a : b = b : (a + b) が成り立つように分割したときの比 a : b のことであり、その値はどちらも1.618となります。
黄金比テクニックを写真撮影に取り入れるので、とても複雑にはじめは感じるかもしれません。しかし実際は、とてもシンプルで、すこし複雑バージョンとなった三分割法のようなものです。均等にグリッドを分ける三分割法とは異なり、縦の比率が1:0.618:1、横の比率も1:0.618:1となるようにグリッドを引いたものを「ファイ・グリッド(英: Phai Grid)」と呼びます。
このグリッドを小さくなるまで繰り返すことで、カタツムリの殻のような螺旋スパイラルを描くことができ、これを「フィボナッチ螺旋(英: Fibonacci Spiral)」と呼びます。グリッドで被写体の配置を決め、螺旋スパイラルによってシーンにおけるストーリーを伝えることができます。見えないリーディング・ラインのようなものかもしれません。
この黄金比テクニックは、2400年以上前の古代ギリシャでも使われており、美しし構図のアート作品や建築構造として、幅広く用いられています。
上記サンプル例では、フィボナッチ螺旋を用いた構図となっているのが分かります。橋の上から最終的に二人の女性に視線が行くように工夫されています。
黄金比テクニックは、別の方向に適用することもできます。上記サンプル例では、スパイラル螺旋が視線を橋から遠くに見えるお城まで誘導しているのが分かります。
最後に。
今回紹介したテクニックをすべて念頭に入れて、写真撮影をするのは多すぎて無理かもしれません。はじめは、2つないし3つのテクニックを合わせて利用すれば、うまい構図を狙う練習にもなるでしょう。
続けているうちに少しずつこれらのテクニックが体に染み込んでくるでしょう。そうなればガイドラインのことは考えなくても、自然と撮影を行うことができるはずです。
では、次回の写真撮影ではこれらのテクニックを活用して、快適なフォトライフを楽しんで!
撮影した写真をより魅力的にしよう。
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海外サイトBoc Photographyで公開された「Guide to Composition in Photography – 20 Tips の著者 Barry O Carroll より許可をもらい、翻訳転載しています。
参照元リンク : Guide to Composition in Photography – 20 Tips – Boc Photography