この記事では、「新しいもの好き」のデザイナーが、日頃のデザイン制作で愛用している最新のお役立ちツール10個をご紹介します。
ウェブデザインからグラフィック、プロダクトデザインまで、あらゆるプロジェクトを円滑に進める便利ツールが揃います。
現役デザイナーが愛用中の最新デザインツールまとめ
Blobs
Blobsは、自然でオーガニックな見た目の、泡のようなデザイン要素を手軽に作成できるツール。写真を利用することで奥行き感を演出できたり、Webサイトでの利用にも便利です。
このツールを使えば、形状の複雑さを調整でき、ボタンひとつでランダムなシェイプを描きます。作成したデザインはSVGファイルで保存、ダウンロードでき、PhotoshopやIllustratorはもちろん、FigmaやSketchでも利用可能。
スマホアプリ開発向けにFlutterコードを生成してくれるのもポイントです。
Pitch
Pitchは、アイデアや自分の考えを素早く形にできるプレエンテーション作成ツールです。オンラインミーティングとデザインコラボレーションを一緒に行う事ができるなど、顔を見ながら一緒にデザインを進めることができます。
50種類のさまざまな目的別テンプレートが用意されいます。魅力的なプレゼン資料の作成に活用できる、非デザイナーのひとにもオススメしたいツールのひとつ。
Float
Floatは、レイヤー別に描かれたグラフィックにアニメーションを追加し、圧倒的な奥行き感をデザインできるオンラインツール。アプリの名前通り、レイヤーを浮かび上がらせたり、動かしたりすることができる全く新しいアプリ。
NFTアートの制作やソーシャルメディア向けミニゲームを考えているなら、タイミング的にも最適と言えるでしょう。After Effectsより操作がシンプルで、デスクトップからタブレット、スマホでのデザインに対応している点もポイントです。
買い切りアプリで、現在ローンチ記念の18ドル(通常30ドル)で販売されています。
Blush
Blushは、ユニークで愉快なキャラクターに定評のあるイラストライブラリです。ウェブサイトやマーケティングキャンペン、プレゼンテーション用デザインなど、あらゆるデザインをカスタマイズできます。表情やアクセサリー衣装はもちろん、感情を表現するボディランゲージが豊富。
FigmaとSketch用プラグインも提供されているので、複数のアプリを使わずにデザインを進めることが可能になります。
Haikei – SVGデザインを数秒で作成
Haikeiは、波ウェーブやぼかしグラデーション、ローポリ・グリッド(Low-poly Grid)など15種類のSVGデザインを作成できるオンラインツールです。バナーの背景や製品のショーケース、ブログのサムネイルなどにオススメ。
パターンの複雑さやバランス、方向などを視覚的なパラメータをつかって調整でき、はじめて迷わないシンプルな操作も魅力。
SVGとPNGファイル形式で無料ダウンロードでき、近日中にプロバージョンが公開予定となっており、React向けJSXコードスニペットのサポートも。今後がどのように進化していくのか、とても楽しみなツールと言えます。
MagicPattern Toolbox
MagicPatternは、もともと幾何学模様のパターン作成ツールとしてスタートしましたが、最近のアップデートでメッシュグラデーションや落書きのようなDoodleなど、複数のスタイルを表現できるようになりました。
Adobe Illustratorをつかったパターン作成の面倒な部分を、簡単に解決してくれるツールが揃います。ブランドカラーを指定すれば、デザインに自動で反映されるので、カスタマイズを行いやすいのもポイントです。
Studyum 3D Icons
2021年のデザイントレンドにも挙げられていた3Dデザインですが、Studyumはカスタマイズ可能な特別なアイコン素材セットです。オジリナルのレンダリングはすべてCinema 4Dで行われていますが、Figmaなら専門知識がなくても手軽に利用できます。
デザイン素材は3500x3500pxの高解像度で、白黒とクレイ両スタイルが用意されています。
THINGS by morflax
THINGSは、あなたのウェブサイトの雰囲気にぴったり合うように、背景や照明をコントロースして、写真で撮影したようなリアルなスマホ端末、デバイスのモックアップを作成できるツールです。
作成したモックアップは、高解像度なJPGとPNGファイル形式で無料ダウンロードできます。Photoshopのスマートオブジェクト機能によるモックアップ作成のショートカットにいかがでしょう。
Remova.AI
これまで時間もスキルも必要だった「背景からの切り抜き作業」がますます手軽にできるようになっています。
Remova.AIは、人工知能をつかって写真をアップロードするだけで、背景をまとめて一括除去してくれる、Photoshopも顔負けのオンラインツールです。
切り抜き作業を繰り返し行うときのワークフローを高速化、改善できます。APIを利用することで、1日に1000枚以上の画像を1時間をかからずに処理することも。個人的にはClipDropを愛用しています。
Sensa Emoji
Sensa Emojiは、FigmaとSKetchでカスタマイズ可能な300以上の高品質なベクター絵文字が揃った、オープンソースのフリー素材。配色も調整できるので、ブランドカラーに合わせるのもラクラクです。
参考にしたいその他のオンラインツール・リソースまとめ
いかがでしたでしょう。普段のワークフローや今後のプロジェクト、用途に合わせてツールを活用してみてはいかがでしょう。
定期的にまとめている、おすすめオンラインツールも一緒に活用してみてはいかがでしょう。
参照元リンク : 10 fresh design tools to create magic ✨ by Peter Javorkai – Muzli Magazine