その数、なんと1,500個以上。
Microsoftがオープンソースで提供する、立体感のある3Dアイコンのコレクション「Fluent Emoji」が登場です。
これまでMicrosfotのTeamsで使われていた絵文字ですが、FigmaとGitHubで公開されています。
しかもライセンスは、無料で利用できるMITライセンスでオープンソース化。ファイルはいくつかのグループに分けて整理されており、Unicode配列に基づくリストとなっています。
絵文字のバリエーションがとにかく豊富
この絵文字セットは、可能な限りフレキシブルに扱うことができるように作成されており、この絵文字の特長でもある粘土でつくったような質感の3Dスタイルの他に、カラーとフラット、モノクロといった3つの異なるバージョンもそれぞれ用意されています。
また、絵文字はすべてワンサイズで設計されており(ただし16pxより小さくはできません)、4ピクセル(32、64、128など)単位で拡大・縮小することで、細部まで正確に表現することができます。
3DスタイルはPNGファイル、その他のアイコンスタイルはSVGファイル形式となっています。
ただし、これらの絵文字はあくまでもユーザーの感情表現を目的にしたもので、アイコンをイラストの代わりに使ったり、空いたスペースを埋めるために利用するものではありません。
絵文字のカスタマイズも可能に
絵文字ライブラリがオープンソースとなったことで、クリエイターは自由に絵文字をカスタマイズできるようになり、これまでに当たり前のように使われてきた、ヒトの肌の色を6段階に分類する「フィッツパトリック尺度」にとらわれない、肌の色を表現できると期待されています。
これまでオリジナルの絵文字ではカバーしきれなかった、文化や宗教、人種の違いにも対応できます。
しかし、すべての絵文字がオープンソース化されたというわけではありません。
法律上の理由から国旗やビデオゲーム、テクノロジスト(Technologist)といった絵文字はこのライブラリに含まれていません。
とは言っても、普段から利用しているひとも多い、😂😎✌️や ❤️などもすべて収録されており、1,500以上が利用可能です。
日本発祥で、今や世界共通語となったEmojiこと絵文字。お気に入りの絵文字を自分なりにアレンジしてみても面白そうです。
粗ドット素材と一緒に利用してみても良さそうですよ。