2009年も残す所43日となり、本格的な冬が到来です。
ウェブデザインにおいて、2009年はさまざまなトレンドが生まれた年でもあります。
これについては、過去の記事「最近のウェブデザインでよく使われている10個のスタイル完全網羅」を参照していただくとわかりやすいかもしれません。
そんなウェブトレンドのひとつとして、「ビンテージ」、「レトロ」デザインがあります。
これらのデザインの特徴としては、風化していく様子を詳細までデザインすることでより本物に近づけることができます。
またグランジデザインを用いることでも、絶妙な風合いをデザインすることができます。
今回は、そんな「ビンテージ」、「レトロ」デザインに関する、フォトショップのチュートリアル50個をまとめた「50 Extremely Creative Vintage And Retro Photoshop Tutorials」をご紹介します。
歴史を感じるポスターの作り方から、最近よく見かける「フォトリアリズム」の作り方までいろいろ紹介されています。
すべて英語表記でのチュートリアルとなりますが、どれもたくさんの解説用写真をつけて紹介されているので、比較的わかりやすいものが多いです。
詳細は以下から。
「ビンテージ」、「レトロ」デザインに関するPhotoshopチュートリアル
「フォトリアリズム」とは、実際目で見ているような風景をそのままデザインしてしまう、ウェブデザインのトレンドのひとつです。
たとえば、散らかった自分の机を真上から見て、それをそのままデザインしてしまいます。
特にお気に入りのアイテムなど自分に合わせてデザインを応用できるので、とても参考になるチュートリアルです。
グランジデザインは、ほとんどブラシを使っているので、簡単でよさそうです。
このチュートリアルでは、yahooマップを使いレトロなマップを作る方法を紹介しています。
これなら、自分用に変更することが簡単にできて、使い勝手がよさそうです。
レトロデザインをする際は、適切なカラー選択が必要になってきます。
このチュートリアルでは、レトロデザインに使えるカラーリングも同時に学ぶことができます。
またフォトショップの変形ツールのひとつ、「ゆがみ」を使うことで、簡単に立体的なデザインを仕上げます。
お気に入りのフォントを加工してあげることで、簡単にレトロなポスターを完成させることができます。
やはり、カラーリングが肝になってきますね。
複数の写真を切り抜き、個別にペイントして組み合わせていきます。
ペイントにはブラシを使用しているので、比較的短時間で完成させることができます。
使用した写真素材やブラシファイルなどもすべて公開されているのもうれしいですね。
音楽イベントのポスターに使われていそうなギグポスターのつくり方
古い写真素材を実際使い、ステンシル風のシルエットを仕上げていきます。
さまざまなベクター素材を組み合わせることで、見た目よりも簡単にデザインすることができますよ。
Photoshop VIPでもインタビューさせてもらった、レトロデザインの火付け役の一人でもあるJames Whiteデザインのチュートリアルです。
高度なチュートリアルのひとつですが、チュートリアルに必要なサポートファイルをダウンロードすることができるので、わかりやすいです。
透明感のある虹色のラインが、セピア色の写真とのコントラストでとてもよくデザインされています。
チュートリアルにも記述されているのですが、上記のJames Whiteに影響を受けて、デザインしたそうです。
こちらは解説サムネイルも多く、わかりやすい説明になっています。
ソウルなどの古いレコードジャケットのようなデザインがかわいらしいチュートリアルです。
お気に入りの素材を使うことで、オリジナルのデザインで応用できるのもうれしいですね。
あらかじめデッサンをして、タイポグラフィーのレイアウトを考えておきましょう。
これによって、タイポグラフィーだけでもアクセントたっぷりのポスターになります。
色使いもとてもお気に入りのひとつです。
Photoshop VIP内の「ビンテージ」、「レトロ」デザインチュートリアル
Photoshop VIPでは、海外のチュートリアルまとめと一緒に、日本語のPhotoshopチュートリアルも紹介しています。
その中で「ビンテージ」、「レトロ」に関するチュートリアルも一緒に紹介します。
どれも、すべて日本語でのチュートリアルになっており、できる限り分かりやすく紹介しているつもりです。
わからないことなどあれば、いつでもご連絡ください。
つるつるとした質感のテキストエフェクトをデザインします。
ライティングエフェクトも一緒に学ぶことができて便利ですよ。
お好みの写真を使ってデザインすることができるので、応用が利くチュートリアルのひとつです。
やはり、レトロデザインは色使いが重要になってくるようです。
宇宙空間に浮かび上がるロゴ風デザインを完成させます。
ロゴをペイントする簡単なやり方は、「描画モード」が肝です。
ゲームのロゴなどで使われていそうなシンプルなロゴを作り上げます。
ペイントは、異なる色のグラデーションを使えば印象もがらりと変わります。
フォトショップでオーロラが輝く地平線に太陽が沈む様子を描く方法
James White風のライティングエフェクトをうまく使うことで、壮大なデザインを仕上げることができます。
フィルタ機能のひとつ「逆光」を使うことで、まばゆい光を演出します。
半透明のレイヤーを複数重ねてつくるユニークなチュートリアルのひとつです。
色づけは、お好みの色を選んでブラシでペイントするだけです。
参照元サイトには、紹介したチュートリアル以外にも覚えておきたくなるテクニックが多数掲載されています。
よろしかったら、あわせてどうぞ。
[参照元 : 50 Extremely Creative Vintage and Retro Photoshop Tutorials – dzinepress]