文字を入力するだけで、故障したプリンターで印刷したような「歪み(英: Distortion)」エフェクトを実現できる、フォトショップ用無料デザイン素材をご紹介します。
お好みの日本語フォントや英語フォントを利用できるのはもちろん、歪み具合もわずかな作業で完了する便利アイテムで、最近よく見かける人気グラフィックスタイルのひとつです。
【フォトショップ】文字を入力するだけで、おしゃれな歪みエフェクトを作成する無料素材
Adobeが公開している無料デザイン素材 Free distortion effects for Photoshop は、Adobe CCユーザーは無料でダウンロードできます。
Open in appボタンをクリックすると、自動でクラウド保存し、フォトショップでPSDファイルを開いてくれます。
使い方はいたってシンプル。レイヤーパネルの一番上にある「Your Design Here」レイヤーのサムネイルをダブルクリック。スマートオブジェクト機能をつかっているため、新しい独自のドキュメントが開くので、自由に文字を入力しましょう。
文字が決まったら、メインメニューより「ファイル」>「保存」(ショートカットキーはCommand/Ctrl+S)で保存しましょう。
はじめに開いていたpsdファイルに戻ると、入力した文字テキストにエフェクトが適用されます。
背景や文字カラーの変更、歪み具合も自由に変更可能。背景となるBackgroundレイヤーをダブルクリックすれば、お好みの色を選ぶことができます。
文字カラーを変更したいときは、再度「Your Design Here」スマートオブジェクトレイヤーのサムネイルをダブルクリック。お好みの描画カラーで文字を入力しましょう。
できあがりがこちら。PSDファイルのダウンロードから編集まで1分とかからない、ズボラな早業テク。効果的に魅力的なエフェクトを文字に加えることができます。
拡大した様子がこちら。PSDファイルは6400x4200pxと高画質なので、さまざまなデザイン案件に活用できます。
無料ダウンロードできるファイルは、全部で4種類。どれも個性的な歪みエフェクトを手軽にデザインできます。「Copy to your work」から自動でクラウド同期してくれるので、とても便利。
ダウンロードページより個別でファイルを選択することもできます。
「置き換え(Displacement)」スマートフィルタを調整することで、歪み具合を調整できるはずですが、実際に試したところ、置き換えフィルタの選択画面が表示され、うまくエフェクトを適用できませんでした。原因分かる方、教えて下さい、。
ぼかし、かすれ、にじみエフェクトと合わせて活用してみても良いでしょう。無料ダウンロードできるテキストエフェクト素材もオススメです。
現在、Adobe CCコンプリートプランが36%オフの3,960円/月となる、芸術の秋!応援SALEが開催中、10月13日まで。これを機会にフォトショップをはじめてみませんか。
芸術の秋!応援SALE 最大36%OFF 10月13日(水)まで