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Photoshopで写真をモノクロにする
8個の鉄板テクニック 完全版

Photoshopで写真をモノクロに加工する方法は、デザイン制作において欠かせない重要なテクニックです。しかし、加工方法もさまざまで、画像に応じてツールを使い分け、モノクロ加工を行っているというひとは、どれくらいいるでしょう。

今回は、Photoshopの各種ツールを駆使した、写真のモノクロ加工テクニック8個と、いつその技を使うのがベストなのか、各サンプルと一緒にまとめてご紹介します。これらの方法を実践することで、ボタン操作一つからのお手軽操作で、オシャレなモノクロ写真を完成できる、フォトショップ初心者のひとにもオススメしたい小技です。

セピア色のよりスタイリッシュな加工テクニックも、最後に一緒に紹介しています。こちらも参考にしてみてはいかがでしょう。

“Convert Your Images to
Black and White in Photoshop”

写真をモノクロにする方法をえらぶ

※ 左上のナビメニューより各ツールの詳細へ移動することもできます。

テクニック1 グレースケールで変換

グレースケールに変換

もっともシンプルなモノクロ写真への加工方法のひとつ。まずメインメニューより「イメージ」>「モード」>「グレースケール」を選択します。

表示されたダイアログボックス上で、「カラー情報を破棄」を適用すれば完成です。

サンプル画像参照元: @Adam Birkett - Unsplash

Pic このツールを利用するポイントは?

ボタン操作ひとつで簡単に変換できるテクニックですが、あとから編集したいときに元の写真に戻ることができない、非可逆編集となります。

テクニック2 「白黒」色調補正で変換

ペンツール

こちらもボタン一つでモノクロ加工できる、お手軽なテクニックのひとつ。メインメニューより「イメージ」>「色調補正」>「白黒...」を選択しましょう。表示された「属性」パネル上で、「プリセット」を「イエローフィルター」または、お好みでスライダーを調整すれば完成です。

Pic このツールを利用するポイントは?

フォトショップがはじめてのひとも、安心のお手軽さ。ただし、元の画像に戻ったり、あとで変更を加えたいときにできない、非可逆な編集方法。

テクニック3「色彩・彩度」調整レイヤーで変換

消しゴムツール

上記テクニックと全く同じ仕上がりとなりますが、この方法のメリットは、新規調整レイヤーを使って編集するので、元の画像データの上書きをせずに画像を変更できる、非破壊編集が可能な点です。

メインメニューより「レイヤー」>「新規調整レイヤー」>「色相・彩度」を選択します。「属性」パネル上で、「彩度」スライダーを一番左(-100)まで移動させれば完了です。

Pic このツールを利用するポイントは?

元の画像データの上書きをせずに画像を変更できる、非破壊編集がPhotoshopでのデザイン制作では重要となります。このテクニックでは、非破壊編集が可能ですが、白黒の濃淡など細かいカスタマイズには向きません。

テクニック4RGBカラーの代わりにLabカラーで変換

修復ブラシツールでオブジェクトを除去する2

ここでのポイントは、RGBカラーの代わりにLabカラーで変換します。まず、メインメニューより「イメージ」>「モード」>「Labカラー」を選択します。

続けて「チャンネル」ウィンドウを開き(表示されていないときは、「ウィンドウ」>「チャンネル」で表示)、「L(英: Lightness)」チャンネルを選択しましょう。再度メインメニューより「イメージ」>「モード」>「グレースケール」で完成です。

Pic このツールを利用するポイントは?

数値をつかった理論的なモノクロ変換テクニックで、加工する写真によって大きく仕上がりが変わってきます。元の画像に戻ることができない非可逆編集となります。

テクニック5 「グラデーションマップ」調整レイヤーで変換

コピースタンプツールでオブジェクトを除去する

加工する画像の明るさをグラデーションで調整するテクニック。画像の暗い範囲が黒くなり、明るく範囲は白っぽく表示されます。

まず、Dで描画色と背景色を「黒(#000000)」と「白(#ffffff)」に設定しておきます。

メインメニューより「レイヤー」>「新規調整レイヤー」>「グラデーションマップ」を選択したら完成です。

Pic このツールを利用するポイントは?

ここではモノクロ写真へと加工しましたが、他のグラデーションカラーを利用することで、画像をお好みのカラーリングに自由に変換することもできます。こちらも非破壊編集。

テクニック6 「チャンネルミキサー」調整レイヤーで変換

ペンツール

チャンネルミキサーとは、色を調整する機能のひとつで、画像全体ではなく、特定の色のみを編集することができます。うまく利用することで、画像の色を自由に操作できるようになるテクニックです。

メインメニューより「レイヤー」>「新規調整レイヤー」>「チャンネルミキサー」を選択します(プレビューのように、「色調補正」パネル上のアイコンより適用することも可能。)します。

「属性」パネルの「モノクロ」にチェックを入れたら完成です。レッドおよびブルー、グリーンのスライダーを調整し、合計値が100%になるように設定することで、色味やコントラストを調整できます。

Pic このツールを利用するポイントは?

元の画像をいじらない非破壊編集で、より高度なカスタマイズが可能なテクニックとなります。

テクニック7 「色彩・彩度」調整レイヤーコンボで変換

ペンツール

テクニック2で紹介した、「色相・彩度」調整レイヤーを2つ重ねて利用するテクニック。この技を習得することで、より自由に画像の明るさやコントラスト、色合いなどを調整することができます。

メインメニューより「レイヤー」>「新規調整レイヤー」>「色相・彩度」を選択したら、「属性」パネル上の「彩度」スライダーを一番左(-100)まで移動させましょう。

ふたたび画像レイヤーを選択したら、同じ手順でもう一つ「色相・彩度」調整レイヤーを追加し、追加したレイヤーの描画モードを「カラー」に変更します。

ペンツール2

あとは、「属性」パネルで、「色相」と「彩度」、「明度」スライダーをお好みで調整したら完成です。

Pic このツールを利用するポイントは?

かなり自由に画像のモノクロ加工を行うことができる、お手軽なテクニックと言え、よりデザイン性の高いモノクロ写真に仕上げることができるでしょう。

テクニック8 「白黒」調整レイヤーで変換

ペンツール

これまで紹介したモノクロ加工のなかでも、もっとも手軽で、もっとも自由自在な非破壊編集テクニックかもしれません。

メインメニューより「レイヤー」>「新規調整レイヤー」>「白黒」を選択したら、「属性」パネルに表示された6色のスライダーを調整したら完成です。「プリセット」ドロップダウンを選択することで、あらかじめ調整されたいくつかの色合いを適用することもできます。

Pic このツールを利用するポイントは?

特定の色合いだけ明るく、暗くしたり、自由に調整できる、もっとも柔軟な、画像に合わせたカスタマイズが可能なテクニック。Photoshop CS3+で利用できます。

テクニック9 雰囲気たっぷりなセピア色写真エフェクト

ペンツール

以前当サイトで紹介したチュートリアルで、ハイファッション雑誌などで見かける、雰囲気のあるモノクロ写真を作成できるテクニック。ほんの少し手間をかけることで、仕上がりがグッと良くなるフォトショップのテクニックとなっています。

デザインの特長として、どれも白黒イメージですがよく見るとコントラストを下げ、真っ黒ではなく灰色に近い色合いです。また35mmフィルムで撮影したようなざらっとした質感が、スタイリッシュな雰囲気を演出します。
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