この記事では、フォトショップをつかった超リアルなヒゲを追加する方法をご紹介します。
生成AI最新モデル「Firefly 3」をベースにしたPhotoshopの新機能を活用すれば、なぞるだけで思い通りの「ひげ」を生やすことができます。


方法1「なげなわ」ツールでラクラク選択
まずは、もっともお手軽に生成塗りつぶしができる、「なげなわ」ツールLを利用したやり方を試してみます。

「ひげ」を生やしたい部分をフリーハンドでなんとなく選択していきます。くちびるなど含みたくない部分は、Altを押しながら囲むことで選択範囲から削除できます。
「生成塗りつぶし」をクリックし、「ひげ」とだけ入力して生成してみます。


生成された画像がこちら。ぱっと見るとこれだけでもリアルな仕上がり。これぞフォトショップマジック。ここまで写真を開いてから1分も経っていません。

しかし、ズームアップして編集のビフォーアフターを比較してみると、輪郭も一緒に変わってしまっています。

方法2「クイックマスクモード」でよりリアルな仕上がりに
この画像生成の「ずれ」を解決する方法は、ずばり「クイックマスクモード」を利用すること。
ツールバーの「クイックマスクモードで編集」をダブルクリックし、編集しやすいようにオプション設定しておきます。
「着色表示」を「選択範囲に色を付ける」にチェックを入れます。肌の色が見やすいように「表示色」を「みどり色(#00ff00)」に変更しておくとよいでしょう。
「クイックマスクモード」で編集中はレイヤーパネルの色がみどり色に変わるので、一目で判断できて分かりやすい。

ツールバーより「ブラシ」ツールを選択したら、描画色「黒(#000000)」でヒゲを生やしたい範囲を選択していきます。余計に塗りつぶしてしまったときは、Xで描画色を「白(#ffffff)」に切り替えてペイントします。
先ほど同様、「生成塗りつぶし」には「ひげ」のみのあっさり入力。


一度に3つのバリエーションが提案されます、生成されたそれぞれの画像がこちら。どれも自然な「ひげ」の生え方におどろきです。



レイヤーマスクの再指定で思い通りの「ひげ」を
これで完成でも良いのですが、より好みの「ひげ」を表現できる小技も一緒に覚えておきましょう。
生成された画像レイヤーの「レイヤーマスク」を選択して、メインメニューより「編集」>「塗りつぶし」をクリック。「内容」を「ブラック」にし、レイヤーマスクを真っ黒に塗りつぶします。これで生えていたヒゲがなくなり、ビフォーの状態に戻った見た目に。


今回のポイントがここ。
ツールバーより「ブラシ」ツールを選択したら、描画色「白(#ffffff)」でひげを生やしたい部分をペイントしていきます。筆でなぞったその瞬間に「ひげ」になるのが気持ちいい。

こうすることで生成された画像で不要なエリアを省くことができ、よりリアルな仕上がりに近づけることができます。ペイントが終われば完成です。
生成された他のバリエーションも試してみましょう、新しい雰囲気が気に入ることもあってオススメ。

完成
できあがりがこちら。フォトショップで編集したことを伝えなければ分からない程リアルな仕上がりとなりました。

さらに「ゆがみ」ツールを利用すれば、顔の表情も自由に操ることも可能です。
これまでフォトショップの画像編集といえば、プロが行う本格的な作業」という印象が一般的でした。しかし、生成AIを活用した新機能の登場により、だれでも直感的に編集を楽しむことができるようになってきています。
「フォトショップに興味はあるけどむずかしそう、、」と思っていたひとは、ぜひ一度試してみてください。手軽さと無限の可能性にきっと驚くでしょう。
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