ChatGPTの世界的なブームのおかげで、あらゆるツールがAIを活用するという、新しい時代に突入しました。
しかし、このAIブームは、あっという間に飽和状態となり、似たようなサービスがいくつも乱立する、カオスな状態となっています。
もちろん、さまざまなAIツールを試すのは、長所と短所を理解できる良い方法です。
実際、AIツールの多くは利用の制限がありますが、使うまで気づかないということもよく聞きます。
しかも、「AIツールが多すぎて、どれから使えばいいのか分からない」なんてことも。
ここでは、無料で利用できるAI生成ツールのまとめリストをご紹介します。
クリエイター向けおすすめAIツールと一緒に活用してみましょう。
AIビジュアル編集ツール
- Adobe : 現場の標準ツールが強力にパワーアップ。背景から人物やものを切り抜いたり、不要なものを削除するなど、時間がかかっていた作業も一瞬で完了。
- Runway : グリーンスクリーンや画像拡大、3Dテクスチャ作成など豊富なAIツールを備えた写真・ビデオエディター。書き出しの解像度とAIツールの仕様に制限はあるが無料。課金後は、月額15ドル。
- Genmo : 文字テキストによって静止画を兄イメーションに変換できるオンラインツール。使用量に制限はあるが無料。
AIアートワーク生成ツール
- MidJourney : 入力した画像や文字テキストを元に、AIを使用して画像を生成。数億枚を超える画像とテキストをペアとし、AIに「学習」させるのが特長。Webサイト制作に活用することも可能。
- Stable Diffusion Online : ログイン不要でオンラインで利用できる、アートワーク生成AI。
- El Pintador : iPhoneなどiOS向けに開発された、無料のStable Diffusion 生成ツール。
- DiffusionBee : MacOS向けのStable Diffusion生成ツール。使用量に制限はなく、オフラインでも使用可能。
- Craiyon : Dall-E Miniモデルを使用した、オンラインアートワーク生成ツール。ウォーターマークを外すには、月額5ドルのサブスクが必要。
- Dall-E : Open AIの画像生成ツールで、毎月15枚まで無料で画像を生成可能。フォトショップと一緒に使うと、まさに魔法。
- Nvidia Canvas : ブラシでなぞったストロークを作品に仕上げる、Windows用ソフトウェア。Nvidia RTXグラフィックカードが必要。
- Playform : 手描きスケッチをイラストなどの作品に仕上げるオンラインアプリ。無料で利用できるが、ウォーターマーク外しは有料クレジットが必要。
AIチャット&検索ツール
- ChatGPT : 2021年以前に膨大なテキストセットで学習させた、会話型の人工知能AI。アクセス集中時にも優先的にアクセスできるようになっており、反応の高速化や新機能の利用は、月学20ドルかかる。Webランディングページを作成することも。
- 新 Bing : ChatGPTベースの会話と検索結果を、マイクロソフトの検索エンジンBIng内で実現。限定ベータ版の利用は、ウェイティングリストに参加する必要あり。
- Perplexity.ai : 文章で「対話」しながら質問でき、引用元の記載つきで検索結果を表示可能。制限なしで、無料で利用できます。
- YouChat : 質問とフォローアップ、ChatGPTスタイルの会話ができるAIツール。無料。サインインが必要。
- NeevaAI : 一般的な検索結果のあとに、AIが生成した引用元を記載した回答を教えてくれる。無料、サインインが必要。
- Poe : Quoraが提供する会話型AIで、強さの異なる複数のアシスタントを搭載。無料。現在はiPhoneのみ。
AIライティングツール
- Notion AI : 長文を要約し、テーブル表にまとめたり、新しいアイデアを出したり、作業スピードを向上。面倒な作業は自動化。日本語にも対応しており、まさに秘書がいるみたい。
- PicsArt Ai Writer : マーケティング用のキャッチコピーや製品説明書の作成、見出しタイトル決め、Instagramのキャプションの生成などが可能。無料。
- 先述のChatGPTやYouChat、Poeなどの対話型チャットボットツールも、コピー生成などに利用できます。
AI要約ツール
- Eightify : YouTube動画の要約を自動で作成し、ハイライト部分をクリックすると、関連する動画セクションに移動できます。週3回まで無料(1時間以内で、30,000回以上再生されたビデオのみ)
- Summarize.tech : こちらもYouTubeようやくツール。Eighytifyより精度はざっくりだが、利用制限なし。
- Gimme Summary : ウェブサイトやブログの記事を要約できる、Chrome拡張機能。ChatGPTが要約しているが、動作が遅い。
- Skimlt.ai : 記事URLリンクをgo@skimit.aiにメールすると、10分で要約を表示してくれるサービス。
- WordTune Read – 記事とPSDの要約を横並びで表示し、抜粋はハイライトで強調表示されています。月3回まで無料で利用でき、その後は年額120ドル。
- OtterPilot : 会議やインタビュー、講義を始めとしてさまざまな場面での英語での会話をリアルタイムにテキスト化。ビデオ通話を文字に起こして要約。1回の通話につき30分まで無料、1ヶ月に300分のテープ起こしが可能。
AI文字起こしツール
- Whipser : OpenAIの言語モデルを使った、音声ファイルのオンライン書き起こし。無料で利用でき、日本語にも対応し、英語など多言語への変換も自動。
- Buzz : WIndows用Whisperのオフライン版。無料かつ無制限で利用可能。
- MacWhisper : MacOS向けのWhisperオフライン版。精度の高い、より大きな言語モデルによる翻訳サービスは、14ドルの支払いが必要。
AIオーディオ・音声ツール
- Eleven Labs : 文字テキストから音声を生成できるツール。月10,000文字までのテキストは無料。月額5ドルのサブスクリプションを利用すれば、既存の音声をクローン化することも可能に。
- Riffusion : Stable DIffsionを使用して、入力したテキストの記述から音楽を生成できるAIツール。
- Boomy : ジャンルや楽器などを指定するだけで、AIが自動で音楽トラックを生成してくれる。無料。
- Beatoven : ジャンルやムードを指定して音楽を作成するツール。毎月15分まで無料でダウンロードでき、それ以降は月額20ドル。
無料で利用できるAIツールが見つかり次第、このリストは随時アップデート予定です。