「できるだけ手間をかけず、写真を魅力的に加工したい」という方へ。
ここでリストアップした素材を使うだけで、誰でもプロのような写真加工を楽しむことができます。
無料ダウンロードできるフォトショップ素材を過去3年にさかのぼり調査、まとめました。
2024年のデザイントレンドを意識したエフェクトが中心で、ほんの数クリックするだけでクリエイティブな作品に生まれ変わります。
写真エフェクトPSDの使い方ガイド
「写真エフェクトPSDってどうやって使うの?」というときはこちらの使い方ガイドを参考ください。といっても、画像を配置するだけで完成なので、誰でも簡単に魅力的な写真加工ができます。
ここではこちらのエフェクトPSDを利用し、ファイルを開いた様子がこちら。この素材では、3枚の写真を加工することができる仕様となっていました。

今回はこちらの写真を加工してみます。

レイヤーパネル上で「YOUR IMAGE HERE」と書かれたスマートレイヤーをダブルクリック。ポップアップが表示されるので、OKをクリック。


新しいドキュメントが自動的に開かれ、独立したファイルで編集を進めることができます。「スマートオブジェクト」機能を活用することで、あとから写真を変更したり、文字を加えたりと微調整することができます。
また、元の画像を残したまま加工エフェクトを適用できる非破壊編集が、スマートオブジェクト最大のポイント。

加工したい写真をドラッグ&ドロップで配置したら、最後にCtrl+Sで保存します。これで準備は完了です。元のPSDドキュメントに戻りましょう。

見事に写真が水彩ペイント風に加工されているのがわかります。ここまでわずか1分もかかっていません。

完成した画像がこちら。


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日本語OK、商用利用にはAdobe Stockがおすすめ
これから紹介する素材はどれも英語サイトからのダウンロードとなります。特にクライアント向けの商用プロジェクトでは、利用ライセンスにも注意する必要があり、規約の確認が面倒と感じることも。
そこで個人的に利用しているのが、Adobe Stock(アドビストック)。

日本語で検索できるうえ、利用できる素材はすべて商用利用も可能で、ライブラリから取得した素材の履歴も確認できるので、ライセンス管理も楽です。
Adobe Stockで購入またはお気に入り保存した素材は、アドビ製品から直接利用できるのも便利。
「写真加工」テンプレートで調べたところ、この記事執筆時点で4000点を超える高品質な素材が見つかりました。

その月に利用しなかったクレジットは、翌月に繰り越すこともできるのも気に入っている点。「お気に入り画像はフォルダに保存、チームで共有してから必要なものだけダウンロード」、こんな使い方もおすすめ。

アドビストックでは、最初のひと月は素材最大40点まで無料でダウンロードできます。
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しかも、体験中にダウンロードした素材は、解約したあとも使い放題。
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30日間の体験版期間が終了すると、年間サブスクリプションが開始され、プランに記載されている料金が自動的に請求されます。
デザインの完成予定


Download Halftone Print Photo Effect(無料)
まるで印刷されたコミック漫画のようなハーフトーンスクリーン効果を、画像配置のみで作成できる写真エフェクトPSD。カスタマイズ柔軟度の高いハーフトーンの作り方も参考にどうぞ。


古いヴィンテージ広告のような雰囲気に仕上げる「オーバープリント」エフェクト素材。2つのイラストや文字テキスト、写真などを重ねるだけで、インク印刷したような本格的な仕上がりの完成です。


ざらっとしたグランジの質感、モノクロのミニマルな色彩、素早い動きによるぼかしと歪みが見事にマッチしたエフェクト。

Defocus Motion Effect for Posters
こちらも「ぼかし」を得意とした素材で、できあがるエフェクトが毎回変化し同じものがありません。どちらもスマートオブジェクト機能を活用し、独立したレイヤーで編集が可能。


2024年の最新デザイントレンドでも注目を浴びている、すりガラスのようなエフェクトを表現できるフリー素材。いつもの写真に奥行きと立体感が生まれます。

どんな写真もビリビリに破ることができ、クシャっとした紙の質感を加えた仕上がりが特長です。破り目もいくつも用意してあるので、お好みにあったデザインを選びましょう。


Grunge Paper Overlay Photo Effect
あなたの写真を、壁にのり付けされたシワのある紙ポスター風に仕上げることができるエフェクト素材で、レイヤーの不透明度で微調整することも可能です。


古いブラウン管テレビに映し出したレトロな雰囲気が特長のPSDエフェクト。お好みの画像を配置するだけで、目を引く魅力的なポスターやチラシを作成できます。

RGB Channels Anaglyph VHS Photo Effect
赤色と青色のレンズをかける見ると立体的に見える「アナグリフ」エフェクトは、いま注目スタイルのひとつ。成長を続ける「90年・Y2Kファッション」の典型としても。
デザイン素材でボタン一発加工を実現
フォトショップで手軽に写真加工できる、もうひとつの方法は「アクション」を利用すること。
再生ボタンを押すだけで、あとはフォトショップが自動で加工してくれます。
おすすめのアクション素材や使い方、インストール方法をまとめた完全ガイドも公開中です。
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アドビだからストック素材サービスも ここまでクリエイティブ。
Adobe Stockは、アドビがクリエイターのためにつくったストックサービスです。写真やイラストなど高品質な素材が約3億点。無料素材も100万点。
検索、プレビュー、ライセンスの取得をPhotoshopから直接できるので効率の良さが抜群。
たくさんのAdobe Creative Cloudユーザーに選ばれているのには理由があります。
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